ペットショップ「Coo&RIKU」(クーアンドリク)は、全国に200店舗を構える業界大手の会社です。令和2年度実績で売上高200憶円を超えており、コロナ禍を経てさらに事業規模を拡大されていると思います。
しかしながら、クーアンドリクと言えばネット上の評判はすこぶる悪く顧客や内部からの告発も散見されます。購入を検討される飼い主様におかれましてはいささかとは言えない不安を感じられることでしょう。また、クーアンドリクの生体価格は比較的安めであることはよく知られていますし、フード定期などのプランを利用することで生体価格が半額になるという点も購入のしやすさにつながっていると思います。
しかし、いざ購入をしようとお店に見積りをしていただくと様々なプランの提案や思わぬ料金がかかるケースがあり、思っていた金額では購入できないという話も耳にします。本来、購入しようとしている商品に対し自分がいくら支払うべきか事前に分かっていれば問題は起きませんが、クーアンドリクでは様々なオプションやプランがあるため支払う金額が変動してしまい、わかりにくさが出ているのだと思います。
今回こちらの記事では、ペットショップCoo&RIKUの様々なプランやサービスの解説と生体価格が安い理由についてまとめました。
▼目次
- 生体価格+安心パックの代金が購入時の基本料金
- 生体価格半額は、5年のフード定期購入が必要
- あんしん半額プランを申し込めばさらに25%オフ
- 5年フード定期の犬猫サイズ別、総額支払い費用
- 5年フード定期の価格は、割安か割高か?
- ELMO(エルモ)の輸入代理店であるATSU.Trading社は、Coo&RIKUの系列会社
- 安心パックのサービス内容はどんなもの?
- 生命保障制度って本当に必要?
- 生体の仕入は自社ブリーディング施設から
- 安いようで安くない生体価格半額プラン
生体価格+安心パックの代金が購入時の基本料金
Coo&RIKUでよく見られる価格表示と言えば、生体価格○●円、あんしん半額プラン△▲円 といった表記。例えば、
犬種 | マルチーズ |
---|---|
性別 | 女の子♀ |
生体価格 | 229,800円(税込:252,780円) |
あんしん半額プラン | 112,350円(税込:135,330円) |
といったものです。これだけ見るとあんしん半額プランの112,350円は、マルチーズとしてはかなり破格のお値段と言って差し支えないでしょう。
ただし、上記の価格には「安心パック」が含まれておらず、安心パックは生体購入時に必須のサービスとなっております。安心パックの価格は犬猫で異なりますが、6万円~7万円です。このため、生体価格+安心パックの代金が購入時の基本料金となり、その他プランやサービスの付加により半額の恩恵を受けられたり、フードや生命保障などの月額料金を支払う必要があります。
生体価格半額は、5年のフード定期購入が必要
Coo&RIKUで生体価格を半額にして購入したい場合、5年フード定期購入(もしくはあんしん半額プラン)を申し込む必要があります。->フード定期プラン(https://www.pet-coo.com/plan/halfprice/)
5年フード定期は、Coo&RIKUがおすすめするフード「エルモ(ELMO)」を5年間定期購入するというものですが、当然ながらフードには別途料金が発生します。
もちろんフードにこだわりがなく、定期的にお届けしてくれることにメリットを感じられる方には良いサービスかもしれません。しかし、フードの食いつきが悪い、合わない、別のフードを与えたいといったことが起きてしまうと大変です。解約をすればいい話ですが解約手数料がかかります。5年間も同じフードを食べさせ続けるかはわからないと思う方には不要なサービスであるでしょう。
また、注意が必要なのは割引金額に上限がある点。「生体価格半額」とされておりますが割引金額上限は、80,000円です。例えば、生体価格が20万円の場合は10万円とはならず、8万円引きの12万円の価格になります。
あんしん半額プランを申し込めばさらに25%オフ
あんしん半額プランは、5年フード定期購入と生命保障制度100ヶ月がセットになったプランです。このプランを申し込むことで生体価格50%オフに加えてさらに25%オフとなります。->あんしん半額プラン(https://www.pet-coo.com/plan/relief_halfprice/)
こちらのプラン、一見すると生体価格が75%オフになるように見えますが、違います。
例えば、生体価格が100,000円の場合、25,000円になるわけではありません。100,000円の50%オフで50,000円、そこから25%オフとなるため37,500円となる割引価格です。また、生体価格が300,000円の場合、300,000円の80,000円引き(割引金額上限)で、220,000円、そこから25%オフとなるため、165,000円となる割引価格です。
こうした価格のシミュレーションは、公式HPでも案内があります。以下の通りです。
上記はあんしん半額プランの割引イメージにある最初の費用比較の図表。こちらを見てみると、
割引なしの価格が433,950円(税込)、あんしん半額プランの利用で179,300円(税込)です。通常契約から254,650円(税込)も安く見積もられていることになりますが、あんしん半額プラン利用の上記の図表には5年フード定期購入と生命保障制度100ヶ月の金額が含まれていません。これらを加えると総額は全く異なってきます。
まず、生命保障制度100ヶ月価格は、生体価格+安心パック×50%の金額です。上記の例で言えば、生体価格200,000円+安心パック63,000円の50%=131,500円+消費税がかかり、144,650円(税込)です。加えて、5年フード定期は犬猫の食べる物の違いや体重の違い、フードの種類によって価格が変わってきます。公式HPのシミュレーションを参考にすると小型犬、3kgの場合は以下の通りになります。
Coo&RIKU公式HPフード定期プラン案内ページ「Schedule / price配送スケジュール・料金」より。
犬 | ~8カ月 | 9~12カ月 | 2~5年目 |
---|---|---|---|
小型・3kg | 2か月に1回4.6kgアダルト価格:8,756円(税込)パピー価格:9,724円(税込) | 2か月に1回3.2kgアダルト価格:7,172円(税込)パピー価格:9,724円(税込) | 2か月に1回 3.2kg7,172円(税込) |
これだとフードに支払う総額がわかりづらいので、総額計算した一覧が以下になります。
5年フード定期の犬猫サイズ別、総額支払い費用
1年目までのフードは、犬はパピー価格、猫はキトン価格で算出しています。
犬のサイズ別支払い費用
犬のサイズ | 5年間総額費用(税込) |
---|---|
小型・3kg | 227,304円 |
小型・5kg | 323,730円 |
小型・8kg | 340,692円 |
中型・10kg | 446,611円 |
中型・15kg | 643,324円 |
大型・20kg | 682,902円 |
大型・30kg | 761,750円 |
大型・40kg | 1,021,526円 |
猫のサイズ別支払い費用
猫のサイズ | 5年間総額費用(税込) |
---|---|
XS | 259,776円 |
S | 273,933円 |
M | 314,028円 |
L | 347,424円 |
いかがでしょうか?サイズによって価格が異なるのは食べる量が変わるからです。また、幼犬、幼猫のフードも若干割高になっています。
さて、前述の公式HPのあんしん半額プランの割引イメージでは、図表中は179,300円(税込)と表記されておりました。こちらに5年フード定期購入と生命保障制度100ヶ月を加算して支払い総額を出してみます。
例えば小型・5kgのワンちゃんを購入した総額は、
生体179,300円+フード323,730円+保障144,650円=647,680円(税込)
となりました。総額を考えると安いとは思えない金額になっているかもしれません。
5年フード定期の価格は、割安か割高か?
前述した5年フード定期の総額費用を見て、少し高いと感じた方もいらっしゃるかもしれません。以下、ざっくり月額料金をのせてみます。
犬猫のサイズ | 5年間の総額 | 月額料金 |
---|---|---|
犬・小型・5kg | 323,730円 | 5,395円 |
犬・中型・15kg | 643,324円 | 10,722円 |
犬・大型・30kg | 761,750円 | 12,695円 |
猫・XS | 259,776円 | 4,329円 |
猫・S | 273,933円 | 4,565円 |
猫・M | 314,028円 | 5,233円 |
一ヵ月のフード代が上記のような金額になりました。こちらの金額が安いか高いかは、一般社団法人ペットフード協会の全国犬猫飼育実態調査の「飼育・給餌実態と支出」の資料を見ると参考になります。
一般社団法人ペットフード協会の全国犬猫飼育実態調査https://petfood.or.jp/data/index.html
「犬 飼育・給餌実態と支出」の資料では、ペットフード使用かつ銘柄選定関与者の市販の犬主食用ドッグフード代は、平均が3,642円、中央値が3,000円。「猫 飼育・給餌実態と支出」の資料では、ペットフード使用かつ銘柄選定関与者の市販の猫主食用キャットフード代は、平均が2,877円、中央値が2,000円でした。
Coo&RIKUのフードは実態調査の結果より倍近い価格であることがわかります。ただし、フードにも様々な種類があります。高めの価格設定であるプレミアムフードであれば、Coo&RIKUの5年フード定期代もそこまで割高ではなくおおよそ妥当な価格と言えるでしょう。当然、Coo&RIKUが採用されているフードのELMO(エルモ)もプレミアムフードに分類されるものです。
次に、Coo&RIKUが採用されているフードのELMO(エルモ)の価格について考えてみます。エルモは、イタリアのペットフードメーカーMonge&C.S.p.a.社のブランドです。また、Coo&RIKUでドッグフードをおすすめされるとしたら定番商品の『リッチインチキン』になると思います。では、エルモのリッチインチキンはCoo&RIKUでしか買えないかと言えばそうでもなく、ネット通販を調べてみるとamazonや楽天でも購入が可能です。
例えばamazonでは、リッチインチキン成犬用3kgは、5,170円(税込・送料無料)楽天も同様に、5,170円(税込・送料無料)の価格でした。※2023年10月17日調べ
Coo&RIKUのフード代の案内でも中型犬・15kgのフード代に6.0kg 10,340円(税込)とあり、amazonと楽天の価格とちょうど同じ価格設定をされています。このことからCoo&RIKUのエルモは正規代理店の定価と同じ価格設定で販売されているということが推測できます。
ここまでを踏まえると5年フード定期の価格は、イタリアのプレミアムフードエルモを定価で契約することになり高くもなく安くもなくということになります。
しかし、定期購入を考えると定額割のような割引が入っていないことに気付きます。ペットフードに限らず定期購入の商品やサービスは、通常販売価格より割引されるケースがほとんどです。例えば、amazonには『定期おトク便』がありますが、定期おトク便を利用してエルモのリッチインチキン3kgを購入すれば10%オフの4,653円(税込)です。※2023年10月17日調べ
あれ?フード定期を利用しないでもamazonや楽天で買える。しかもamazonの定期おトク便なら10%オフで買える。5年の総額で考えたら数万円の割引金額で買える。それに途中でフードを変えたければいつでも変えられる。解約手数料なんてかからない。あれあれ?生体価格半額に釣られて申し込もうと思ったけど、そんなにお得ではない?
ワンちゃんやネコちゃんに好きなフードを食べさせてあげたい、どんなフードが好みか色々試してみたい、ペットの様子を見て食べさせてあげたい場合、5年フード定期は一考してみるのもいいのかもしれません。
ELMO(エルモ)の輸入代理店であるATSU.Trading社は、Coo&RIKUの系列会社
ELMO(エルモ)についてもう一つ。エルモはイタリアのペットフードになりますが、日本国内での販売は輸入代理店の『株式会社ATSU.Trading』が行っております。いわゆる正規代理店というものです。
では、株式会社ATSU.Tradingはどういった会社なのかと言えば、ペットフード等のペット用品の輸入販売を手がけられている会社です。そして、Coo&RIKUの沿革や会社概要を確認すると系列グループ会社であることがわかります。
Coo&RIKUが採用するフードのエルモは、グループ会社が仕入れを行っているわけですね。当然、余計な商流を通さないため中抜きのような手数料が発生せずにフードの直輸入と販売が行えるというわけです。(にもかかわらず、定額割引のようなサービスはない)
Coo&RIKUにとっての定期フードは、かなりの利益を見込める中核とも言えるサービスであることがわかると思います。
安心パックのサービス内容はどんなもの?
生体価格とセット購入になる安心パック。安心パックに含まれる項目は、Coo&RIKU公式HPのご購入にあたり -> 生命保障制度 より「Coo&RIKUの安心パックについて(https://www.pet-coo.com/buy/guarantee/)」の項目で見ることができます。こちらの案内文を引用すると以下の通り。
Coo&RIKUでは、そのほかにもワンちゃん・ネコちゃんを対象とした「安心パック」をご提案しております。「安心パック」に含まれる内容をしっかり行なうことで、ワンちゃん・ネコちゃんの健康を担保いたします。ワンちゃん・ネコちゃんを家族の一員として迎えられたお客様の「安心」をサポートいたします。
なお、「安心パック」をご提案しております。と冒頭に記載されておりますが、ご提案と言いつつ必須購入のサービスです。いらない・つけないで、ということはできません。
安心パックの内容は以下になります。
- 初回ワクチン代
- 迷子捜索サポート
- レボリューション
- 虫下し
- メディカルチェック
- 狂犬病ワクチン
- 遺伝子病検査
- パルボウイルスのチェック
- 抗ウイルス薬投与
合計: 69,300円(税込)追加ワクチン(2回目): 7,700円(税込)追加ワクチン(3回目): 7,700円(税込)
主には初期医療になりますが、費用は飼い主持ちということでしょう。例えば、メディカルチェックは入荷時の健康状態の診察費という説明ですが、商品の品質チェックはお店がやって然るべきです。購入者が支払うものではないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。他にも迷子捜索サポートって何?と思えば、一般社団法人Famの登録手数料です。迷子になった場合は、自分でFamに連絡しFamがホームページに迷子の情報を掲載してくれるというものです。(これだったら自分や友人などSNSを通じて迷子の捜索をした方が見つかる可能性が高い気がしてしまいます)
代金約70,000円。項目をざっと見る限りでは割高感が否めませんが、個人で全て手続きを行う手間などを考えたら必要経費といったところかもしれません。
生体価格の他にこうした初期医療代がかからないお店もあるかもしれませんが、その場合は生体価格に上乗せされていることも考えられますので一概に良し悪しはわからないところでしょう。お店側のメリットで考えれば、万が一トラブルがあった際に生体価格の返金対応が必要になるケースがありえます。しかし、生体価格とは別の諸費用とすることで返金保証の範囲外にできます。万が一トラブルがあった場合の保証額を抑えるために設定しているケースもあります。
※Coo&RIKUの生命保障制度の規約によると、保障の範囲に安心パックの代金も含まれているようです。
生命保障制度って本当に必要?
Coo&RIKUの生命保障制度は、万が一病気やケガで亡くなってしまった場合の代替ペットの提供または初期売買契約時に掛かった費用を保障するものです。亡くなるまでにかかった治療費は支払われないものの契約期間中に亡くなってしまった場合の保障を行ってくれるものです。
また、保障の適用範囲については以下の通り。生命保障制度 約款 -> https://www.pet-coo.com/images/guarantee.pdf(PDF)
1.怪我による死亡(1)日常生活における事故(圧迫、打撲、骨折等)(2)ペット行動による事故(誤飲、感電、沈溺等)(3)予測不可能な事故(落下等)
2.病気による死亡(1)獣医師の判断により、先天性疾患及びその他疾患による死亡と認められたもの(2)獣医師の判断により、原因不明の死亡と認められたもの(中毒死、突然死等)
基本的には不慮の事故に対応した保障制度と考えて差し支えないように思います。
個人的に気になる点と言えば、保障対象外にある以下の項目。
1.契約者及び同居人等による故意、重大な過失、犯罪行為、闘争行為によるもの3.契約者の管理下にない事故によるもの
例えば、散歩をしていた時に逸走して事故にあった場合や散歩中に不意に車道に飛び出てしまい事故にあった(リードはしていたが飛び出してしまった)場合など。こういったケースは、管理下にない事故と扱われたり重大な過失とされてしまえば保障は適用されないわけです。ケースバイケースになると思いますが、契約の際は事前に確認しておいた方がいいと思いました。
また、この生命保障制度はあくまで生命の保障制度という点。通院、入院、手術については適用外です。これなら保険会社のペット保険に入った方がマシだろうと思われる飼い主の方も多そうです。
そして、生命保障制度は安くありません。100ヵ月保障の利用する場合は、生体価格+安心パックの代金×50%の金額がかかります。総額300,000円であれば生命保障制度の料金が150,000円になります。この場合、月額換算すると1,500円です。
ペット保険を利用されたことがある方、検討をされている方ならおわかりだと思います。月額2,000円も支払えばそれなりの補償をしてもらえるペット保険に加入できます。
それに100ヵ月保障の金額って、生体価格+安心パックの代金の半額がかかるわけですよね?それってあんしん半額プランを申し込んだらもはや半額ではないプランになると思うのですが・・・。
生命保障制度は、あんしん半額プランの申し込みに必要になるものですが本当に必要かどうかはよくご検討されるべきかと思います。
生体の仕入は自社ブリーディング施設から
Coo&RIKUではペット流通の問題に対応するため、以下のような方針を取られているようです。以下、公式HP「優良ブリーダー様とのお取引(https://www.pet-coo.com/trust/breeder/」より引用。
ペットショップの仕入れ方法は大きく、ブリーダー様との直接取引、自社グループでのブリーディング事業、ペットパーク※からの引き取りの3種類あり、多くのペットショップでは、ペットパークから仕入れる比率が高いと言われております。グループでのブリーディング事業も含め直接取引を増やすことで、劣悪な環境で育てられるワンちゃんネコちゃんを少しでも減らすことができるように努めています。
ペットパークとは一般社団法人ペットパーク流通協会を指しますが、分かりやすくいえばペットオークションのことです。この記述を素直に読み取れば、ペットオークションからの仕入れを減らすことで劣悪な環境で育てられる犬猫を減らすことができるようにも見えてしまうのですが、そういう理解でいいのでしょうか?あたかもペットオークションで取引される犬猫は劣悪な環境で育てられているような印象を受けますが。
話は逸れましたがこういった考えの元、Coo&RIKUでは自社ブリーディング施設からの仕入れを増やしているそうです。2023年時点の資料では、仕入全体の58.4%がブリーダー・自社グループのブリーディング施設から引取りとなっているようです。
自社ブリーディング施設で繁殖を行うことで、生体価格の仕入コストが抑えられていると考えられます。
安いようで安くない生体価格半額プラン
ここまでいかがでしたでしょうか?
生体価格を半額にするためには、5年フード定期もしくはあんしん半額プランの申し込みが必要です。でも、フードは安くありません。あんしん半額プランは申し込むと生命保障制度に生体価格の半額分の費用がかかります。Coo&RIKUに限らず大手ペットショップは似たようなプランやサービスを設けているとは思いますが、本当に必要なサービスかどうかはよくよくお考えの上、購入を検討された方がいいと思いました。