野良猫のオスとメスの見分け方

近所で見かける野良猫、オスかメスかよくわからないことが多いのではないでしょうか?管理人も近所の野良猫達は頻繁に見かけるものの、判別がつきにくいところです。

もちろん捕まえて、生殖器をじっくり見れば分かると思いますが、野良猫はそうもいかないもの。人には近寄らない猫も多いため、ぱっと見で判断するしかありません。

野良猫の写真1

例えば上記は近所の野良猫ですが、顔つきの精悍さからだけでもオス猫とわかると思います。(あまりうちの近所には来ない猫だったのですが、来るようになってしまったんだよな・・・)

野良猫の写真2

それから上の写真は、ぱっと見だとわからないものですがメス猫です。2シーズン続けて出産しており、とにかく子猫を隠しておくのが上手いです。管理人が気付いた時には子猫が結構大きくなっていたものです。

野良猫の写真3

こちらも股間のあたりを見てもちょっとよくはわからないのですがオス猫です。体も大きいですよね。よく遠出しているみたいで、普段はうちの近所には来ません。でもたまに来ます。管理人宅より1キロ以上離れた場所を縄張りとしているのであまり出くわさない猫です。


なかなか判別がつきにくい猫の性別だと思います。じっくり見てあげないと判断するのは難しいと思いますが、判断できるポイントをまとめてみました。
こちらの記事では、野良猫の外見や行動からオスかメスか判断する方法を記載しています。(おおよその判断が付く方法)

※主に成猫を対象とします。仔猫の場合は、外見やしぐさなどでは判断が難しいです。生殖器を確認する必要があります。

外見から

雄(オス♂) 雌(メス♀)
毛色 茶トラ(8割方オス)
茶白(8割方オス)
三毛猫(9割9分方メス)
サビ猫(9割9分方メス)
体格 がっしり体系、大きめ オスより小さめ
顔① 横長。頬の辺りが膨らんでいる。
※去勢すると頬の膨らみが萎むこともある。
丸顔。小顔
顔② ケンカによる顔の傷がみられることがある。 オスよりケンカは少ない為、顔に傷が付くことも少ない。
鼻筋が太く、鼻が大きい(幅広) 鼻が小さめ
生殖器 肛門の後ろに玉袋あり
※去勢していても玉無し玉袋があります。
玉袋なし

行動、しぐさから

雄(オス♂) 雌(メス♀)
発情 尿スプレーが増える。
性器をなめることが多くなる。
遠出することがある。
落ち着きがなくなる。尿スプレーが増える。
頻繁に鳴く、高いところに登りたがる。
普段通らない場所に行ったり、入ったりする。
交尾 交尾する際、上に乗っているのがオス 交尾する際、下でお尻を突き上げているのがメス
妊娠 しない 妊娠後3週過ぎから乳首が濃いピンク色に変わる。
乳房全体が大きくなる。
4週以降は、お腹が大きくなり目立つようになる。
子育て 仔猫の面倒はあまり見ない(稀に見る) 仔猫の面倒を見る(よく付き添っている)
仔猫の襟首を口で咥えて移動していたらメス
※育児放棄する母猫もいます。
授乳 しない 仔猫に授乳させていたらメス

ギャラリー


以上、確実ではないにしろ外見や行動からある程度は判別できます。
(もちろん生殖器を確認できたり、獣医に診てもらえれば、明らかです。)

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のらねこらむプロフィール

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のらねこらむ管理人

2017年4月に新居へ引っ越した直後から野良猫に悩まされる。
日々、野良猫との領地争いを繰り広げています。

対策グッズのほとんどは、実際に買って・試した結果をまとめたものです。
当サイトの情報が皆様の野良猫対策の助けになれば幸いです。
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