キャリーに誘導、フタを閉めて捕獲
- キャリーに猫を入れる箱は、少し大きめなものが良い小さいと身体と手を伸ばして奥まで届いたり、中に入ってもお尻が出てしまう
- キャリーをダンボールなどで囲い暗めにする方が入りやすい
- キャリーにエサやマタタビを入れ、誘引する冬場であれば毛布を敷き、雨よけも付けるのも有効
- 警戒心が強い猫は、エサを運んで別の場所で食べたりするこの場合は警戒が解け、キャリー、箱の中で食べるまでエサに慣れさせる
- キャリー、箱の中に入ったら、頃合いを見てフタを素早く閉める
※ある程度人馴れ、エサ馴れしている猫に有効※キャリー、箱の設置場所は、敷地外であれば土地の所有者に許可を得たり、近隣の方へ事前説明をしておく。
エサを食べているところを魚網で捕獲(虫取り方式)
- 魚釣りで使用するタモ網を用意。柄の長いものがいい
- 捕獲場所にエサやマタタビで誘引する
- エサを食べているところを上から魚網で被せて捕獲
※ある程度人馴れしているといい。人馴れしていない場合、エサを食べている際に気付かれると逃げられてしまう。
エサを食べているところを魚網で捕獲(地引網方式)
- 魚釣りで使用するタモ網を用意。柄の長いものがいい
- 捕獲場所に魚網を地面に置き、網の上にエサやマタタビを置く
- 網の上に来たところ魚網を持ち上げるようにして捕獲
※ある程度人馴れしているといい。人馴れしていない場合、エサを食べている際に気付かれると逃げられてしまう。※網の上は猫にとって足場が良くない。エサが置いてあるとはいえ、網の上に乗らない場合もある。
洗濯ネットを被せる
- 抱っこする
- 洗濯ネットを被せる
※抱っこできるくらい馴れているなら可能。
自宅内に誘導し捕獲
- エサで自宅内に誘導。警戒心が強ければ、庭から自宅内に徐々に、時間をかけて誘導する
- 自宅内の誘導先では、ケージなどで囲いを作っておく家の中で暴れたり、逃げ回ったりすることが考えられるのでケージ等の囲いを作っておき捕獲をしやすいようにしておく
- 自宅内に入ったら入口を閉める
ケージ等の囲いを用意しておき、そこへ誘導し閉じ込めて捕獲
- ケージ等の囲いは、屋根付きのもの。または、2メートルくらいの高さのものが必要大がかり。さらにある程度広さもないと警戒して近寄らない。高さも必要。ジャンプで飛び越えられてしまう、屋根付きでもいいが高さのあるものを。低いと警戒して入らない。また、小さくても畳1帖分はないと厳しい。それより小さいならダンボールやキャリーと変わらない。
- エサなどでケージ等の囲いに誘導する
- ケージ等の囲いに入ったら入口を閉める広さを考慮するとネットなどで覆うように閉じ込めるのが良い
※現実的ではない方法。大きな檻を用意しろと言っているようなものだが、畑などの防獣ネットのようなもので工夫をすれば作れなくもない。いずれにせよ手間ではあるが。
エサで釣り、素手で捕獲
- 捕獲できる安全な場所に猫を誘導(誘導ができるようなら)
- エサを自分の周りに撒き、食べ始めるのをじっと待つ
- エサを夢中に食べ始めるまで、手を出す、目を合わす、声をかけるなどの行動は一切せずじっと待つ
- 背後から気付かれないように捕まえるか、正面から手を低い位置にそっと出して捕まえる。撫でさせてくれる猫ならいつも撫でているように手を出してみる。首の後ろ側の皮を厚めに掴んであげると大人しくなる。
※撫でさせてくれるくらい馴れている猫であればより有効※エサに食いつくまで長期戦の覚悟も必要です
身体の硬直を利用、素手で捕獲
- 極力気付かれないように、猫に近付く(正面、背後、どちらでも可)
- 近付けるところまで近付いたら一気に距離を詰める。この際、気付かれてしまうが、気付くのが遅ければ遅い程いい
- 気付いてビックリしているところを素手で捕まえる。首の後ろ側の皮を厚めに掴んであげると大人しくなる。
※仔猫や臆病な猫に有効※猫はビックリした際に身体が一瞬硬直します。ほんの1秒か2秒程度です。この間隙を付き、ためらわず素早く捕まえる必要があります。
この他、周囲の協力を得られるなら、餌やりを一時的にやめてもらった方が、エサの罠にかかりやすくなる。エサは、匂いが強いものがいい。ドライフードで試すならぬるま湯で柔らかくし、匂いを拡散しやすいようにした方がいい。