野良猫は何年生きるか?平均寿命と短命の理由

 野良猫の平均寿命は、2~3年。または3~4年。と、一般的には言われています。
しかし、昨今は地域猫活動が行われている地域もあり、地域差、環境差が出る。といったところでしょう。

飼い猫の平均寿命については、東京農工大と日本小動物獣医師会の大規模調査を行った結果があり、

飼い猫の平均寿命は、11.9年(雄:11年、雌:12.9年)※2014年の調査結果

これは過去最高だそうです。

日経新聞「日本のイヌ・ネコ、平均寿命が過去最高に」, 2016年9月14日, 日本経済新聞

野良猫の寿命は、飼い猫に比べると随分短命ということがわかります。

また、「野良猫の平均寿命」というのは、ある程度まで成長した野良猫の話ということ。多くの野良猫の仔猫は、生後数ヵ月で死亡してしまいます。実際に管理人の近所の野良猫も去年産まれた仔猫は、1匹しか成猫になれませんでした。
その要因は、外での環境であるため、暑さ・寒さ、栄養面、病気、外敵など様々なものがありますが厳しい現状であることが言えます。

猫年齢を人年齢に換算したら。年齢表

猫年齢 人年齢
子猫期 ~3ヵ月 ~5歳
少年期 ~1歳 ~15歳
青年期 1歳半
2歳
3~4歳
20歳
24歳
28~32歳
壮年期 5~7歳 36~44歳
中年期 8~10歳 48~56歳
老年期 11歳~ 60歳~

野良猫が短命な理由

①劣悪な環境

人に置き換えてみると分かりやすいかもしれません。

野良猫ってホームレスキャットです。人もホームレスになってしまい、路上でダンボールやテント生活になってしまったら・・・寿命も縮まりますよね?

安眠できるとは言い難い場所、不衛生な生活。暑さ・寒さに耐える日々。栄養も十分に取れず、時には飢えに苦しむことも。そして、孤独。先の見えないその日暮らし。精神的な負担も大きい。

このような生活をしていれば、病気になる確率も高くなってしまいます。病院にも容易に行けず、身体が傷んでいくものです。
これって野良猫も一緒ですよね。

②病院に行けない

飼い猫になれば、初期医療をしてもらえます。ワクチンやレボリューション(ノミ取りと虫下し)を行い、病気にかかりにくいようになります。また、その上で体調が良くなかったり、ちょっと様子がおかしければ、病院に連れていってもらえます。

野良猫は、猫風邪、猫エイズ、白血病など病気になっても病院には行けません。自然治癒です。病気のまま日々を生活している野良猫も多くいることでしょう。身体の負担は大きいのです。

③外敵がいる

人がホームレスになっても途端に誰かに襲われることはないでしょう。もちろん予期せぬトラブルに遭うことは多くなると思いますが。

野良猫の場合、カラスや野犬、キツネにタヌキなどの野生動物、仔猫時代はヘビも天敵でしょう。さらに、縄張りを争う他の野良猫達。加えて、動く鉄の塊の車。安心できない生活はもちろん、ケガをしたり縄張りを追いやられたり、厳しい現状があります。

それから、外敵という面では、猫嫌いの人間もそうです。追い払われたり、水をかけたられたり。場合によっては捕獲されて保健所送りになることも。身の危険を伴う外敵がいることは襲われなかったとしてもストレスは大きいと思います。

死因については、以下でさらに詳しくまとめてみました。こちらもご参考ください。

横たわる猫野良猫の死因にはどんなものがある?寿命が短い野良猫の死因

野良猫の死因は何があるのか。考えられる死因のまとめ

以上になります。
病気・事故・外敵・栄養不良など野良猫が生きていくには厳しいということだと思います。


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