エンジンルームに猫が入った時の対策・対処法

 最近の車にはアンダーカバーが付いている車が多く、エンジンルームに猫が入ってしまうことは少なくなってきた方だとは思います。
しかし、古い車だったり、狭い隙間からでも入り込める子猫の場合、エンジンルームに入られてしまうことがあります。

こちらの記事では、エンジンルームに猫が入った時の対策・対処法をまとめました。

  1. なぜエンジンルームに入り込んでしまうのか
  2. 多くの猫は音に驚いて出て行く
  3. ボンネットを叩いて起こす猫バンバン
  4. 猫バンバン以外に気付いてもらう方法
  5. 出て行ってくれない時に試すあらゆる方法
  6. エンジンルームに入られないようにする方法

なぜエンジンルームに入り込んでしまうのか

車の構造上の問題(隙間が多い、入り込みやすいなど)は置いておいて、猫が入ってくる理由は何が考えられるでしょうか。

  • エンジン停止後は暖かく、暖を取れるから。
  • 猫は、狭くて暗い場所を好むから。
  • 外敵から身を守るために隠れる、安心して寝られる場所だから。
  • 子猫は好奇心が強くどこにでも入りこんでしまうことがあるから。

多くの猫は音に驚いて出て行く

エンジンルームに入り込んでしまった猫も多くは人が近寄れば出ていってくれます。

  • 人が近づく(人の気配に気付いて出て行く)
  • キーでドアを解錠(解錠音・ミラーの開閉の音に気付いて出て行く)
  • ドアを開ける(ドアの開ける音に気付いて出て行く)
  • ドアを閉める(バンッと大きな音に気付いて出て行く)

通常、車に乗り込む際の動作で人の気配に気付いたり音にも気付くものです。
多くの猫は、これらを察知して出ていってくれます。

それからリモートでエンジンをかけるエンジンスターターの場合は、猫に気付く間を与えないことになるので注意しましょう。
エンジンルームで被害に遭う猫の多くは、焼け死ぬというよりファンやベルトなどに巻き込まれています。
突然エンジンがかかってしまったら猫からしても逃げる間もなく巻き込まれ悲惨な結末になる可能性が大いにあるでしょう。
猫がエンジンルームに入られてしまう恐れがある場合は、使用しないのに限ります。

ボンネットを叩いて起こす猫バンバン

日産では「猫バンバン」プロジェクトを推進しています。

「#猫バンバン」プロジェクト

日産

今では多くの方に知られるようになった猫バンバン。
日産の2016年の調査結果では、猫バンバンをした人の7人に1人が猫が出てきたという結果だそうです。

また、猫バンバンをすることで、猫が出て行かないまでも音に気付きエンジンルームから物音がしてドライバーが気付ける場合も多いです。

「ガサッ」「ガタッ」「ゴンッ」

物音がしないかどうかも耳を澄ませて確認しましょう。

エンジンルームに入り込む猫

猫バンバン以外に気付いてもらう方法

ボンネットを叩きたくない愛車家の方もいらっしゃるでしょう。

(バンバンという表現ですが、実際はコンコンとノックするようにしている方がほとんどかと思いますが)

このような場合は、エンジンをかける前に軽くクラクションを鳴らすのが良いかと思います。

ただし、驚いてしまって逆に出てくれなくなってしまうこともあるので、試すなら軽く鳴らす程度にしておきましょう。(猫は聴覚がいいので軽く鳴らしてあげるだけで、十分過ぎる程聞こえています)

出て行ってくれない時に試すあらゆる方法

どうしても出て行ってくれない時に試す方法を列挙しました。

※多くの人は手を突っ込んで力技で引っ張り出すと思いますが、引っ張り出す以外の方法です。

  • ボンネットを閉める。(勢いよく閉めなくてもかなりの音がすると思います)
  • 餌でおびき出す。(匂いの強い物が良い。唐揚げ、焼き魚など)
  • スマホなどで大きな音を聞かせる。(モスキート音、花火・爆竹などの爆発の音源など)
  • 他の猫の声を聞かせておびき出す。
  • キンチョールなどのスプレーを噴射。(エンジン等への影響が心配なら止めておく)
  • JAF・ディーラーなどに頼る。

餌でおびき出す場合は、車の外へ誘導するように少量ずつ餌を置いてあげてみてはいかがでしょうか。まずは手を付けやすそうな場所に置いて、その先にも少量ずつ車の外へと導くように餌を置いてあげると良いかもしれません。
また、人の気配がすると手を付けない猫もいます。餌でおびき出す場合は車から離れておいた方が良いかと思います。

スマホなどで大きな音を聞かせる、他の猫の声を聞かせておびき出す方法は、youtubeなどから音源を拾ってきて、近所迷惑にならない程度の音量で聞かせます。

キンチョールなどのスプレーを噴射するのは、猫が可哀想(動物虐待)だと思ったり、エンジン等の機械の影響が心配なら止めておくべきでしょう。
スプレーの噴射と似たものだと、香水も匂いが強力なので嫌がって出て行ってくれるかもしれません。

また、スプレーを噴射しなくてもタオルなどに匂いを染み込ませ、棒きれや火ばさみの先端に巻き付けて猫の鼻の近くに持っていくだけでも十分だと思います。エンジンルームから出て行ってくれないまでも、今いる奥まった場所から移動してくれるかもしません。(手の届くところまで移動してくれたら救出しやすいですからね)
棒きれや火ばさみで突っついたりしてもびくともしない場合は、試してみてもいいかと思います。

奥に入り込んでしまったり、どうしても出ていってくれない場合は、JAFなどに頼った方が早いかもしれません。

エンジンルームに入られないようにする方法

そもそもエンジンルームに入られないようにするにはどういった方法が考えられるでしょうか。

  • シャッター付きの車庫に駐車する。
  • 駐車場所を変える。(野良猫・放し飼い猫がいない場所に変える)
  • 猫よけをする。(忌避剤・超音波等)
  • アンダーカバーを取り付けられる車なら取り付ける。

シャッター付きの車庫に駐車できれば、確実。

もし、月極などの青空駐車の場合は、駐車場所を変えるだけでも入られにくくなる場合があります。
自分の車だけよく入られてしまっている場合は、猫の通り道だったり陽当たりがよかったり、猫にとって都合の良い場所になっている可能性があります。
駐車場内で移動が可能であれば、管理会社に事情を説明して移動を願い出てみるのもいいかもしれません。

猫よけに関しては、車の下に忌避剤を撒いたり、超音波装置を設置するなど。
犬を飼っている方なら犬の毛をばら撒いておくのも効果があるかもしれません。
猫よけはやってみないと効果が出るかわからないのが難点です。それに継続して続けるのも大変です。
簡単にできるところから始めてみて、様子を見ながら対処をしていくのもいいかと思います。

車の下の猫

以上になります。ディーラーの方に聞いたお話だと、猫を巻き込んでしまった場合、修理が必要な程の状態だと数万円はかかるとのことでした。(6万円程度かかってしまった場合も。車種や修理箇所によって異なるので一概には言えないとのことでしたが)


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