野良猫の去勢・不妊手術の費用はいくらかかる?

 野良猫を保護して去勢・不妊手術をしてあげよう。

と、言うは易く行うは難し。捕獲も大変、お金もかかる。それが何匹もいるものだから簡単には行かないというもの。

不妊・去勢の手術費は、なんとなく10,000円~30,000円程度かかるらしいけど、実際のところはどうなんでしょう?これまた動物病院によって手術の方法、サービスの違い、価格差があるから一概には言えなくて。

そんなところで、手術費の平均価格、手術の流れ、いくつかの動物病院での診療料金をまとめて実際のところの費用感を整理しました。

手術費用の平均価格

こちらは、公益社団法人日本獣医師会が公表しているデータがあります。

平成27年度調査 平成11年度調査
猫の去勢手術 12,652円 11,541円
猫の避妊手術
(卵巣切除)
19,833円 18,496円
猫の避妊手術
(卵巣子宮切除)
20,986円
(中央値)

日本獣医師会「家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査(平成27年度) 公益社団法人日本獣医師会

日本獣医師会「小動物診療料金の実態調査結果(平成11年度) 公益社団法人日本獣医師会

手術の流れ

去勢・不妊手術と言っても、実際に手術を行うとなったら、精巣、卵巣の摘出だけが手術ではありません。手術前診療、血液検査、不妊の場合は入院等、健康状態によって麻酔リスクの判断や安全に手術が行えるように努めます。

  • 問診
  • 各種検査(身体、血液、レントゲン、超音波)
  • 手術時、麻酔、点滴、鎮痛剤、の注射、投薬
  • 手術
  • 術後入院
  • 内服薬の処方

概ね、動物病院では以上のような検査と手術、術後のケアがあります。

動物病院での診療料金比較(例)

術前、術後診療 去勢手術 不妊手術 備考
A病院 15,000円 14,000円 21,000円
B病院 20,000円 30,000円 術前後診療代含む
C病院 13,000円 22,000円 術前後診療代含む
D病院 別途 15,000円 20,000円 術前後診療代が別途必要
E病院 4,500円 12,000円 18,000円

※野良猫の場合、別途ワクチン代が必要な場合もあります。(もしくはワクチン代、ノミダニ駆除代は無料で行ってくれる病院もあり)
※自治体によっては手術費の助成金が出る場合もあります。(自治体により実施の有無、飼い猫、野良猫の扱いが異なります)

去勢・不妊手術を行うメリット、デメリット

去勢
メリット デメリット
マーキングがなくなる(少なくなる) 手術の事故リスク
発情がなくなる(抑えられる) 太りやすくなる
性格が穏やかになる
縄張り意識が減り、喧嘩が少なくなる
不妊
メリット デメリット
発情がおこらない 手術の事故リスク
望まない妊娠を防げる 太りやすくなる
卵巣、子宮疾患の予防

手術が可能な月齢は、大体4ヵ月以降。獣医師が健康状態や生育状態によって判断をされると思います。


以上になります。


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