野良猫の多い土地、地域の特徴

 そもそも、野良猫が少ない、いない地域に住めば、野良猫に困ることなんてないのに・・

そんな思いからこれから引っ越しをする方や新居の土地を探したりしている方に向け、野良猫の多い土地や地域の特徴から、野良猫の少ない、いないところへ住む際のヒントになればと思います。

▼目次

  1. 環境省のHPから犬猫の引取り状況を確認
  2. 自治体のHPで野良猫に関する情報を確認
  3. 動物病院の数、動物愛護、ボランティア等の団体の数を確認
  4. 生活圏内(数百メートル内)に大きな公園、山林がある
  5. 生活圏内に野良猫がいないか、猫よけしているお宅がないか
  6. 対象の地域を「〇×県□△市 野良猫」でググってみる
  7. 管理人の住む地域の特徴(野良猫多い)

環境省のHPから犬猫の引取り状況を確認

環境省のHPから都道府県別、指定都市・中核市別で犬猫の引取り状況が確認できます。引取り数が多い自治体は、猫が住んでいる数も多いことでしょう。

環境省「犬・猫の引取り状況(都道府県・指定都市・中核市別)」[PDF 258KB], 平成29年度, 環境省

自治体のHPで野良猫に関する情報を確認

自治体が野良猫についてHP上で情報公開しているところがあります。
餌やりの問題や糞尿に関する注意喚起をするようなものがあれば少なからず困っているということ。

自治体に住民から問い合わせが来る

多く寄せられる内容は広く周知する方法を取る

HPに情報公開

このような流れから情報公開を行っていると思います。内容からして野良猫が問題になっているような内容であれば相当数困っている方がいると思われます。以下自治体HPの情報公開例

東京都清瀬市「野良猫にエサやりをしている方へ」, 2016年2月3日, 清瀬市
(最終閲覧日:2019年11月15日)

千葉県市川市「まちの猫問題」, 2017年4月7日, 市川市
(最終閲覧日:2019年11月15日)

大阪府枚方市「飼い主のいない猫(野良猫)について」, 2015年3月27日, 枚方市
(最終閲覧日:2019年11月15日)

動物病院の数、動物愛護、ボランティア等の団体の数を確認

動物病院の数が多い地域では、

動物(ペット)が多い

中には適正な管理ができない人がいる

問題に発展する(ことも)

動物愛護、ボランティア等の団体の数も同様です。活動をする必要がある。案件、事案が多いということです。

生活圏内(数百メートル内)に大きな公園、山林がある

公園に住み着く場合も・・

野良猫も元をただせば飼い猫が捨てられた成れの果てではないしょうか。そう考えると捨て猫が多い地域=野良猫が多いと言えると思います。そして、猫が捨てられやすい場所とはどんなところでしょう?

  • 大きな公園は、すでに他の野良猫がいることで捨てる際の罪悪感が薄まり、夜になれば人気が少ないことで捨てやすさがある。
  • 山林は、こちらも人気がないことで捨てやすい。
  • その他に人気のない空き地など、捨てやすそうな場所が付近にあるのも問題が起きそうな土地と思います。

生活圏内(数百メートル内)を歩いてみる。野良猫がいないか、猫よけしているお宅がないか

黒猫アイズで猫よけ

生活圏内(数百メートル内)を歩いてみて、野良猫を見かけるようであれば、そこにはもちろん住み着いています。

もし見かけないようであっても、付近の住民宅で猫よけ対策がなされていれば、野良猫がいる地域と見てよいでしょう。

また、道端に糞が落ちている場合もあります。そして、他所の家で放し飼いをしていそうか、庭先などに餌皿がないか水飲み場がないかなど、余裕があれば見てみるのも良いと思います。(あまりジロジロ見るのも不審ですが)

対象の地域を「〇×県□△市 野良猫」でググってみる

野良猫問題がある地域では、ニュースや個人の方のブログで野良猫の情報がネット上にあがっているかもしれません。
「〇×県□△市 野良猫」「〇×県□△市 野良猫問題」などのキーワードでググってみて、情報が出てくるかを探ってみるのもありだと思います。

管理人の住む地域の特徴(野良猫多い)

逆に考えてみると野良猫の多い地域の特徴と正反対のところならいないはず。管理人の住む地域の特徴をあげてみます。

  • けっこう田舎。
  • さびれた公園がある。
  • 山林がある。
  • 高齢者が多い。
  • 近所付き合いがほとんどない。
  • 近所迷惑な行為が多い。
  • 貧困地域(裕福とは言えない)。

書いていて悲しくなりました。

管理人宅は、近くの駅から徒歩2キロ圏内にありますが、それなりの田舎です。空き家も多く、公園はさびれ、自然公園のような大きな山林みたいな場所もあり、自然もそれなりにある場所です。

ご近所さんの多くは高齢者で、餌やりする人もほとんど(たぶん全員)が高齢者です。暇を持て余した高齢者の趣味みたいなものだとさえ思ってしまいます。

また、田舎のほのぼのした近所付き合いなんて皆無で、普段はないけど困った時はお互い様みたいな自分の都合のいい時だけご近所付き合いをしようとするような感じがあります。(管理人は真横のお隣さんと町内会長くらいしか仲良くしている人がいません)

加えて、放し飼いする人、犬をリードなしで散歩する人、野鳥に餌やりをする人、野焼きする人、人の敷地を通り抜けする人、ゴミの出し方が悪い人など、近所迷惑オールスターが集まっています。

それから、田舎ということもありお世辞にも裕福と言えない地域です。餌やりをしている方の中には生活保護受給世帯もおられます。貧困と野良猫の問題については、何かで関連性があるような資料を見たことがありますが、ソースがないので詳しくは載せられませんでした。
しかし、普通に考えてみても富裕層が住む地域に野良猫が多くみられることなど稀でしょう。因果関係はあるのだと思います。

このように、管理人の住む地域では野良猫が多いわけですが、この反対の条件に合う土地、地域であれば野良猫は少ないのかもしれません。(真逆にしたら本当に少ないように思えます)


以上、
管理人も引っ越すことがあれば、振り返って教訓にしたいところです。

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のらねこらむプロフィール

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のらねこらむ管理人

2017年4月に新居へ引っ越した直後から野良猫に悩まされる。
日々、野良猫との領地争いを繰り広げています。

対策グッズのほとんどは、実際に買って・試した結果をまとめたものです。
当サイトの情報が皆様の野良猫対策の助けになれば幸いです。
詳しいプロフィールは、こちら

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