野良猫が入ってきそうな場所は塞いだはずなのに、それでも入られていることがあります。
管理人宅だと隣接する家の方が無防備だったため、隣家の裏手から素通りするかのごとく入られていました。引っ越し直後、家の裏手の隣家との境には外構を設けていなかったので、その後、簡易フェンスを設けることで家の裏手からの侵入を防いでいます。
野良猫が敷地内に入ってきてしまうお宅では、留守中であったり夜など気付かないうちに入られるケースも多いです。庭の土を掘り返されていたり、糞をされていたり、室外機の排水ホースが傷んでいたり、被害にあってから気付くことも多いと思います。
何か対策をするなら被害場所をなんとかする方法もありますが、侵入経路をつぶしておくというのも効果が高いです。しかし、敷地の周囲全てに入られないような対策を施すのは現実的に無理だと思います。だから、侵入経路が分かればその場所をピンポイントに対策することができると思います。
▼目次
- 防犯カメラを設置する。
- 防犯カメラ(スマホ)を設置する。
- 土の部分であれば耕して足跡が付くようにする。
- 石灰を撒き足跡が付くようにする。
- 画用紙を敷き、足跡が付くようにする。
- テグスを張っておく。
- 雪の足跡を確認する。
- 段ボール、ベニヤ板で塞いでみる。
防犯カメラを設置する。
費用:6,000円~20,000円
これが一番オーソドックスで確実な方法かと思います。外に設置する場合は、防水、防塵用のものを選び、侵入されていそうな場所へ設置します。※外でも使える防水、防塵用のカメラは少し値段が高めですが、安価なものも出回っています。
防犯カメラ(スマホ)を設置する。
費用:0円※手元にあるスマホを使う場合
スマートフォンにカメラアプリをインストールして使う方法があります。アプリの機能によっては、何か不審な動きがあった場合にアラートメールを送信したり、前後の映像を録画してくれるものもあります。後で確認ができるように録画機能があるものを選びましょう。
通常の防犯カメラと違い、防水はあるかもしませんが、防塵機能はついていません。その点で設置場所が限られてしまいます。ピンポイントで確認できる場所が決まっているならこの方法も一つの手です。
土の部分であれば耕して足跡が付くようにする。
費用:0円
古典的ですが、侵入されていると思われる場所が土の部分であれば、耕しておき土をフワッとさせておくことで、足跡が残り確認できます。
こちらの難点は、土の部分でしかできないこと。耕したことで野良猫が掘ったり隠したりしやすくなり、糞をされかねないところです。
石灰を撒き足跡が付くようにする。
費用:700~800円
学校のグラウンドに撒いていたライン引き用の石灰です。ホームセンター等で20kg、700~800円程度で売っています。こちらも撒いた場所に足跡が残りますので確認できます。
※人体に無害な炭酸カルシウムのものを使いましょう。※隣近所に石灰が飛んでいかないように注意しましょう。お隣さんへ一言かけておけば、後々トラブルなく良いかと思います。
画用紙を敷き、足跡が付くようにする。
費用:100円程度
軒下やウッドデッキの下など雨風がさほどないところであれば、画用紙を敷いておき、その足跡を確認する方法があります。真っ白な画用紙であれば、その上を通過した場合、足跡が付くはずです。
風で飛んでいかないように重石をのせたりしておきましょう。
テグスを張っておく。
費用:100円
外構の隙間や門扉の隙間など猫が通り抜けできそうな場所にテグスを張っておくものです。テグス自体は100円ショップで売っています。侵入防止にもなりますが、強引に通ろうとしたり気付かずに引っかけてしまった場合、テグスは切れてしまっていることがあります。
もちろん他の動物の仕業も考えられなくもありませんが、何者かがその場所を通った、その場所のテグスに引っかかったということはわかります。
雪の足跡を確認する。
費用:0円
雪国ならではの確認方法です(冬季限定)。寒いと思いますが、家の周りに足跡がないか確認してみましょう。
足跡を追えば野良猫がよく歩く道や住処なども確認できます。
段ボール、ベニヤ板で塞いでみる。
一時的に試すという感じになりますが、外構の隙間や家の裏手の場所などを段ボール、ベニヤ板で塞いで様子を見るという方法もあります。
猫の往来が減ることがあれば、その経路の対策を考えればいいというわけです。ただし、段ボールを使う場合は雨に注意が必要です。
以上になります。この他に小麦粉を撒いておいても足跡が付くと思います。玄関先や軒先の石畳など特定の場所であれば有効かと思います。ご参考ください。
以下の記事も参考になれば幸いです。