しばらく噂を聞かなかった「ニャンナウェイ」(Nyan A Way)
※最先端研究開発支援センター開発、研究中の猫よけ製品
最近、テレビで紹介されたみたいですね。AI搭載の野良猫撃退システムとして番組で紹介されておりました。
管理人の記憶では、3年くらい前にもテレビで取り上げられ、話題になっていたと思います。
「ニャンナウェイ」の機能を簡単に説明すると
猫判別機能付き水鉄砲噴射装置
です。
猫にだけ反応します。犬や人には反応しません。5メートル以内に近付き、猫を検知すると水を発射します。
このようなものですね。
管理人がこの装置を見た時に期待したのは、
国産の猫よけスプリンクラーがいよいよ出回るのか。
というところでした。
猫だけに反応する部分もありがたいのですが、猫よけのスプリンクラーは、海外の製品しかないのが現状です。国産の猫よけスプリンクラーに期待していたのが正直なところ。
今回、テレビ番組で紹介された際、「AI搭載」という触れ込みだったようですが、
AI搭載というからには、
- 何度も現れる猫には、強力な水を噴射する。
- 糞をしようとしている場合、強力な水を噴射する。
- 噴射した水が外れてしまった場合、広範囲に水を噴射する。
これくらいのことを期待してしまうものです。これらの機能は、最先端研究開発支援センターのホームページでも記載がなかったので、今のところ搭載の予定はないでしょう。
となると、猫を識別して水を噴射する。
ということになるのですが、猫よけに設置するわけで、設置場所の多くは自宅敷地内の庭や裏口、玄関付近など。家族が装置の場所を把握していればいいわけで、従来の赤外線センサー(人や犬も感知する)でも十分なケースが多いと思います。逆に、散歩中の犬が通るような場所、人通りのある場所に設置したいケースは少ないような気がします。
管理人としては、国産の猫よけスプリンクラーを開発してくれる会社があればな。と思っていたので、AIよりもスプリンクラーの機能に期待しています。
とは言え、いまだに製品化ができていないということなので、まだ先の話になるのだと思います。
猫の判別機能がクローズアップされていますが、装置の主たるものはスプリンクラー。
屋外設置となると「防塵機能」雨にさらされることも想定し「防滴機能」夜間の稼働も必須なので「暗視機能」水の供給方法はどうするのか?(蛇口直結なら従来のスプリンクラーと変わらない)電源の供給方法は?(電池?コンセント?)製品化するには「小型化」が求められる。
AIのソフト面よりスプリンクラーとしてのハード面の開発が大変そうです。首を長くして待っています。(管理人)
お時間があればもう一記事いかがでしょうか。以下は、スプリンクラーの製品レビューをしています。