野良猫が毎日家猫に会いに来る理由

 特にエサを与えたわけでもなし、気付いたら野良猫がやってきて、窓越しに飼い猫と野良猫がにらめっこしていることってありますよね。

なんとなく友好的にニャーニャー鳴いていることもあれば、シャーシャー威嚇し合うような反応を見せることもあったりして。それでニャーニャー何やら話している猫は人が近づくと話すのを止めたりします。一体何を話していたのやら。

飼い猫がいる家って、野良猫が寄り付きやすいです。

エサを与えてもいないのになぜかやってくるようになった野良猫。しかもこちらの場所を覚えてしまうと定期的にやってきてしまったりします。

どんな理由で家猫に会いに来るものなのでしょうか。

会いに来るようになったきっかけ

飼い猫に会いに来るようになったきっかけや理由は、野良猫なりに何かしらあったはずです。

野良猫が家に来るということは、家の付近は野良猫の縄張りの範囲ということ。近くに住処やエサ場もあることでしょう。

この付近が野良猫の縄張りの範囲。と考えると、きっかけは「飼い猫の匂い」だったと思います。

猫の嗅覚は犬程ではありませんが優れており、マーキングの匂いは10m程度離れていても感じ取れると言われています。
飼い猫の姿が見えなくとも、付近を縄張りとしている野良猫が通りかかったら飼い猫の匂いを感じ取ることができると思われます。

そして、知らない猫の匂いに感付いたら、そこは自分の縄張りと思っている野良猫。一度や二度は通り過ぎても、何度も通っているうちにより強く匂いを感じ取れる場所へ誘われる。

会いに来るはっきりとしたきっかけや原因がなければ、飼い猫の匂いで自然と見に来るようになったと思います。

発情期のフェロモンに誘われて

会いに来る

飼い猫がメス猫の場合、不妊手術をしていなければ、野良オス猫がメス猫目当てにやってきてしまいます。そして、発情期に鉢合わせてしまった場合、鳴き声はすさまじいもので、ご近所迷惑になってしまうことも。

飼い猫がオス猫の場合も、去勢をしていなければ、野良メス猫の発情に反応し、興奮して鳴き始めてしまいます。

どちらの場合も去勢・不妊手術をしてあげることで、発情期特有の興奮状態、鳴き声は抑えられますが、一度発情期を迎えてしまった猫は、去勢・不妊しても反応してしまうこともあるようです。

いずれにせよ、鳴き声がうるさければご近所迷惑になり、猫にとってもストレスの強い状態だと思います。

縄張りの主張

猫には人の敷地って感覚はありません。野良猫は行き来自由なので、人の敷地に入り込んで自分の家だと思い込むことも普通のことです。
縄張り意識の強い野良オス猫の場合、飼い猫に対して、窓越し、網戸越しに威嚇、窓や網戸への体当たり、付近へマーキングをしていく場合もあります。

自分の縄張りと認識した場合、縄張りを監視しに定期的に訪れることでしょう。その地域に住む野良猫にとって自分の縄張りはとても大切なものなのです。

一方、飼い猫にとっての縄張りは、家の中だけではありません。家の中と家から見える範囲が飼い猫にとっての縄張りです。

飼い猫と野良猫が対峙している際、睨んだり威嚇したり険悪な雰囲気であれば、飼い猫にとってはとても大きなストレスになると思います。野良猫の方が高い位置にいて飼い猫を見下ろすようにしている場合はなおさらでしょう。

エサの匂いに誘われて

野良猫はいつでもエサにありつけるわけではありませんから、エサの確保には余念がありません。

そして、嗅覚の優れた生き物なので、散歩や縄張りのパトロール中にエサの匂いを嗅ぎ付ければ、その場所は野良猫にとって重要な場所になるでしょう。飼い猫がいるお家では、猫が好む食べ物がたくさんありますから、ゴミ捨てに気を付けていても、猫の優れた嗅覚で嗅ぎ付けられても不思議はありません。

また、近所のお宅がエサを与えてしまっていて、その通り道になっているだけ。っていうことも考えられます。野良猫にとってエサの確保は大事ですからね。


以上が主な理由になります。以下は蛇足です。

飼い猫と野良猫は接触させない

キャットファイト

  • ケンカになってしまい怪我をしてしまう場合がある
  • ノミ・ダニ・病気がうつる場合がある
  • 不妊・去勢をしていない場合、望まれない仔猫が産まれる場合がある

特にノミやダニ、病気は飼い猫が苦しむことになります。網戸越しでも鼻気管炎などネコ風邪など空気感染するウィルスをもらってしまう恐れもありますので、人が注意して避けてあげるべきでしょう。

もし、飼い猫に会いに来る野良猫を可愛がっているのなら、動物病院でワクチン接種や去勢・不妊手術をしてあげるのも良いことだと思います。

野良猫を寄り付かせなくする

これが簡単には行かないのですが、接触の機会を減らすことは工夫次第でできると思います。

飼い猫、野良猫が相手の猫を感知するには、嗅覚・聴覚・視覚を主に使います。

  • 網戸にしていれば、嗅覚で匂いを感知されます
  • 鳴き声がすれば、聴覚で感知します
  • 相手を目視できれば、視覚で感知できます

網戸であれば、窓を閉めることで匂いを遮断でき、鳴き声もある程度は聞こえなくなると思います。

また、窓越しに相手の姿が見えるようであれば、カーテンを閉める。
カーテンの中に潜り込んで外をよく眺めてしまう子であれば、窓に厚紙や段ボールなどで覆い隠せば相手を発見しにくくなるでしょう。
(窓の下半分程度覆い隠せば十分だと思います)

外観が気になるようでしたらロールスクリーンのようなものを取り付けてしまうのもいいかもしれませんね。


以上になります。


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