管理人の住む地域では、町内会があります。町内会費は500円です。
管理人宅は、引っ越し後から野良猫被害に遭い続け、本当になんとかならないものかといつも考えていました。
野良猫が多い・・多すぎるんですよね。なので、問題がたくさんあります。
庭のトイレ化はもちろん、玄関前にゲロをしていったり、室外機のパイプで爪とぎしたり、車の上に乗られてしまったり、問題はいくらでも。
そして、この野良猫の問題が起こる背景には、野良猫が居着いてしまう、増えてしまう事情があります。
管理人の住む地域では、餌やりをするだけの人達が多く、居着いて、増やして、問題は困っている人任せ。猫の問題というよりも人の問題と言うべきものでした。
管理人は、野良猫被害に遭っていた当初、引っ越してきたばかりということもあり、町内会に相談するよりも先に、役所に相談をしています。その後、役所から町内会長に連絡が入り、回覧をまわすなどの対応が取られます。
管理人のケースでは、役所に相談した後に、町内会長に相談してみた。というところですが、町内会でどのような対応が取られたのかを書いてみました。
町内会に相談する前に役所に相談しました。その結果
役所に相談した結果は、詳しく別記事にまとめています。こちらでは省略して結果のみ。
役所へ相談した結果、以下のように対応を取ってもらえました。
- 管理人宅に訪問、状況確認と今後の対応について説明。
- 役所で作成した餌やりに関する注意喚起の文書が町内会に回覧される。
- 役所の職員から餌やりしている方への指導。
この結果、どうなったかというと、餌やりしている人は、ほとぼりが冷めたら再開し、結局何も変わらなかったです。
町内会に相談した結果、こんな対応がありました。
役所に相談する過程で、役所から町内会長に連絡が入り、町内会長から管理人に事情を聞きたい。ということで話をしました。ですので、町内会に相談。というより、町内会長に相談。という感じですね。
管理人の町内会では、町内会長が多くの事を管理していました。回覧する資料を作成したり、チェックをしたり、役所との対応もそうです。結果的に町内会長に相談して話が早かったと思います。(相談は、所属している班の班長や役員の方にするのが一般的かもしれません)
町内会長に相談した結果、以下の対応を取ってもらえました。
- 町内の野良猫の数の把握
- 野良猫へ餌をあたえている人が何人いるのか調査
- 定期的に餌やりの注意喚起を行う
- 忌避剤の提供
- 議員への陳情
これまでも野良猫の苦情や相談は町内でも多く寄せられており、野良猫の数の把握や餌やりしている人の把握はしてきたとのこと。管理人の話も踏まえて、今後何かあった場合は、教えてくれ。とのことでした。直接話に行ったりしてみるとのことでした。
また、柑橘系の忌避剤をご近所で使われているらしく、それなりに効くから。ということで、いただけました。
それから、議員への陳情に関しては、住民と議員団との会合の際に、野良猫の問題をお話してくださいました。
町内会の対応の結果、野良猫問題はこうなりました。
実際のところは、何も変わっていないです。管理人の自衛スキルが上がって、庭に糞をされなくなったくらいです。
餌やりする人達は、糞を片付けたり、猫の面倒を見たりといったことをすることもなく、ただただ餌をやり続けています。
管理人も酷い置き餌を見つけた場合は、回収して、町内会長へ報告したり、役所に回収した物を持って行って相談をしたりしています。
ですが、結局のところ町内会や役所に注意されたところで、お咎めがあるわけでもなく、周りに少しの配慮をするわけでもなく、いつものように餌やりを続けます。
餌やりする方々に、近隣の方が困っている事や野良猫を可哀想だと思ってやっている事が、さらに可哀想な野良猫を増やしてしまっている事などを説明しても何かを変えてくれることはありません。
ほんとなぜなんででしょうか?
管理人の住む地域の餌やりをする人の多くは高齢者です。ここまで説明して理解や協力をしてもらえないのは、認知症ということだってあり得る。なんて話が出るくらいです。
こうなってくると、全く別問題の話になってきてしまうのですが、困っている人達や対応している側の間ではこんな話も出てくるものです。本当に困っています。
以上になります。解決が難しい野良猫問題ですが、少しでも参考になればと思います。