野良猫の往来を調査した分析結果から考察を記載。
※2017年9月1日~30日までの期間※防フンカメラが確認できた範囲の記録※分析のページは以下より確認できます。
管理人宅9月時点の対策と被害状況
トイレ化されていた庭部分の対策
- 庭の土の部分は、砂利を敷いた。
- 砂利の上から定期的にコーヒーかす、コーヒースプレーをしている。
- 糞、マーキングをされた場合、すぐに捨て、熱湯&お酢で消毒&中和。
その他の対策
- 家の裏手に通じる隣家との間部分の敷地に簡易フェンス(高さ90cm程度)を設置。
- 簡易フェンスの下の隙間から入られていたので、その侵入口を塞いだ。
被害状況
- 糞はほとんどされなくなっている状況。※うちがされなくなった代わりに、向かいの道路沿いや隣近所の道路沿いに糞を見かける。
- 庭や敷地内の侵入は時たま見かけている。(対策前よりは全然マシ。侵入されなくなってきた)
往来と被害の回数
- 管理人宅は、ほぼ被害なし。
- 自宅付近に糞、マーキングをされている。
- 敷地内の侵入は相変わらずある。
- 往来回数、自宅付近の糞、マーキング状況から油断をしているとまた糞をされ始める危険性有り。
日別往来回数と被害回数のグラフ
- 9月上旬は往来回数が少なめ。
- 9月中旬以降、猫屋敷の住民が餌やりを再開したことによって、往来回数が増加したと思われる。
- 9月中旬以降、往来回数が増えてきたと共に、住居・施設侵入回数も増加傾向。
- ※雨の日を横軸下に付けました。雨の日が少なく、丸一日降っていた日もほぼなかった為、雨の日の影響はあまりないようでした。
時間別往路/復路往来回数グラフ
- 復路(住処に戻る方向)が、5時、6時と多い。朝時間帯で餌やりをしている可能性がある。(管理人が発見した際は、夕方の時間帯だった)
- 往路(住処から出ていく方向)が、7時、8時、9時と多い。餌を食べた後の散歩、パトロール時間か。
- 復路が、19時以降増える。住処に戻り深夜時間帯は寝ていると思われる。
※糞のされている時間帯を確認したところ5時、7時台に2回ずつ計4回が朝時間帯に集中している。餌を食べた後の可能性がある。
行動別回数
- 糞の回数が多くなく、されている場所も常態化(トイレ化)まではしていない。
- グルーミング、体を掻くなどの行為は回数が少なく、居座る(休憩)場所にはなっていない。
猫別往来と行動回数
- 往来回数から縞母猫、母猫(盛)、尾短縞猫が主に往来しているのが分かる。
- 母猫(盛)は、マーキングが8月終わり頃から激しい。発情期の可能性がある。
- 母猫(盛)は、敷地内に侵入するケースも多い。これも発情期の予兆か?(8月以前より頻繁になっていると感じる。)
- 縞母猫は、体をよく掻いているので、首をノミ、ダニにひどくやられているかもしれない。
- 黒猫は、ほんとに通り過ぎるだけ。(道路を通るだけなら全然構わないのだが、他の猫共が・・)
- 流れ猫は、8月以前は見たことがなかった。母猫(盛)と一緒に行動していることがあり、連れてきてしまったかも。
- いじめられ猫(9月上旬死亡)、白猫(ボス)(行方不明、9月下旬に1度だけ発見)の為、往来無し。
猫別行動比率
- 糞の犯人は、縞母猫、母猫(盛)、尾短縞猫の3匹。
- マーキングは、母猫(盛)が主犯。マーキングの臭いに釣られて、尾短縞猫が上書きしているような状態。
以上から糞尿の被害はほぼ受けていないものの、油断はできない。10月は、手持ちの忌避剤や超音波など追加の対策をしていく予定です。(管理人)