猫の糞って臭いですよね。飼い主様は自分の飼い猫なので掃除するのに気に病む程ではないかもしれませんが、野良猫のものとなると・・・もうなんだか。
玄関開けてすぐそこに糞をされていた時の絶望感・・・臭気も相まって「うっ」としか言葉が出て来ません。その後に「うわあぁぁ..」っと。
庭が公衆トイレとされてしまっているお家では洗濯物を干すのも嫌になるくらい。片付けるのも嫌だし、普通に生活できないのも苦痛。あの糞。なぜあんなにも凄まじく臭いんでしょうか。大きさや量はさほどでもないのに。
犬のも臭いけど、猫よりまし。ウサギの糞なんかはあまり臭いません。猫のは格別に・・・。
猫、犬、ウサギの糞の臭さと食べ物の違い
臭さの順位を付けるとしたらこうですね。
猫 > 犬 > ウサギ
そして、食べ物にも違いがあり猫 →肉食犬 →雑食ウサギ→草食
臭う食べ物の順位
肉食 > 雑食 > 草食
このようになり。臭さの順位に補足すると
猫(肉食)> 犬(雑食)> ウサギ(草食)
という感じに。人間でもステーキや唐揚げなど肉ばっかり食べている人とベジタリアンの人では臭いに違いが出るものです。猫のウンチが臭いのは、肉食であることが大きいと言えます。
肉には動物性たんぱく質や脂質多く含まれる。これが便臭の元
食べた物が体内に吸収、栄養として体の維持に使われますが、消化しきれなかった物が腸内を通って糞として排出される。この過程で、腐敗が進み、分解や発酵が行われ、臭いの元になる。肉類には動物性たんぱく質や脂質が多く含まれており、これが臭いの元になります。
猫用のフードは、ドライフードでもウェットフードでも油分が多いと思います。手で触ってみるとヌルヌルしたりベトベトしてますもんね。それからフードの成分を見れば分かると思いますが、ドッグフードよりキャットフードの方がタンパク質の含有量が多いです。
また、ウサギは植物が主食の食性です。臭いの元になるタンパク質の絶対量が少ないです。それに加えて、植物に含まれるフラボノイドなどの消臭効果も臭いが出にくい要因でしょう。
猫の体臭はきつくない
猫はきれい好きで体臭はあまりしません。毎日時間をかけて毛づくろいをすることで体臭を抑えているためです。
身体中の毛を舌で舐めあげて、舌が届かないところは手足でこすってあげたりします。こうすることで体臭は抑えられるのですが、舌で舐めあげて体の油脂、垢などの汚れを体内に取り込んでしまっていると考えられます。
体臭があまりしない代わりに、体内に汚れを取り込んでしまうため、便臭がキツイとも言えるでしょう。
猫は単独で狩りをする習性があるので、自分の臭いで獲物に逃げられると死活問題です。このため本能的に体の臭いに敏感で毛づくろいをよくして臭いを出さないようにしています。
野良猫のウンチももちろん臭い
野良猫は飼い主がいるわけではないので、決まったキャットフードを食べているというわけではありません。外で生活をしているので、色んな物を口にしてしまいます。虫に蝶に蛾、トカゲやバッタ、腐った生ゴミ、残飯など。
なんとなく、臭いがキツそうですよね。
それに加えて、回虫や条虫などの寄生虫に感染していることが多く、腸内が健康でない場合が多いです。色んな物を口にして、腸内が健康でないとなると下痢をしやすく、便臭にも影響がありそうです。
管理人の地域も野良猫の糞が多いんです
道を歩いているだけで、よくよく遭遇してしまう猫糞。汚くてごめんなさい。
野良猫の糞に悩まされている方はわかると思うのですが、これが毎日、庭や花壇、玄関先にあると本当にきついです。発見するときの多くが出掛ける時になるので、気分の悪さも加わって臭いもきつく感じていることもありそうです。
家にされてしまう糞の臭いと言えば、玄関先にされるときついんですが、庭などの場合は風通しがいいからかさほど気にならない時が多いです。いや、だからいいってわけでは決してないんですが。
敷地内に糞をされてしまう場合は、場所によって臭いのきつさが違うこともあると思います。
お読みいただきありがとうございました。お時間あればこちらの記事もいかがでしょうか?