全国のペットオークション会場の場所と規模感

　ペットショップで売られている子犬や子猫達の多くは、ペットショップのバイヤーがペットオークションで買い付けてきた子達です。現状はペット流通の半数をペットオークションが担っていると言われておりますが、一般消費者にとって身近であるとは言えない場所だと思います。

本記事では、環境省の資料、主催者の公開情報、自治体の動物取扱業者登録簿よりペットオークション会場の所在や規模感を調べてみました。

▼目次

1. 全国の競りあっせん業（ペットオークション）登録数
2. 主催者のホームページやインターネット上の公開情報より
3. 自治体の動物取扱業者登録簿より抜粋

全国の競りあっせん業（ペットオークション）登録数

環境省統計資料 動物愛護管理行政事務提要より動物取扱業者登録・届出状況にて全国の競りあっせん業の登録数を確認できます。

令和4年4月1日現在の競りあっせん業登録数は「31」になります。

環境省統計資料 動物愛護管理行政事務提要 動物取扱業者の登録・届出状況（総括表）
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/gyosei-jimu_r04.html

主催者のホームページやインターネット上の公開情報より

ペットオークションは毎週開催されております。
会場の規模感は毎週の取引頭数が書いてあるところとないところがありました。記載のない会場でも駐車場の台数がある程度の目安となると考え載せてあります。
また、大手と言って差し支えのない、ペットパーク流通協会加盟の会場とプリペットオークション、その他で分けました。

一般社団法人ペットパーク流通協会に加盟しているオークション会場

プリペットオークション

その他ペットオークション

自治体の動物取扱業者登録簿より抜粋

各自治体では動物取扱業者登録簿を公表しているところもあります。必ずしも全ての自治体で公表されているわけではありませんでしたが、確認できる範囲で抜粋しました。（上記ペットオークション会場の情報と重なる部分があります）

現状は全国の主要都市に集中している感もありますが、ペット需要の増加が見込めれば地方での（ある程度人口の多い地方に限られると思いますが）さらなる新設も考えられると思います。