自宅の近くに野良猫が多い場合、もちろん野良猫に関する何かしらのトラブルに見舞われます。糞尿、鳴き声、花壇を荒らされたり、車に登られてしまったり。
これはこれでかなり困るのですが、野良猫が住みつくような地域柄なのか、野良猫以外の問題も起こるものです。と、言うと偏見なような気がしますが、管理人が引っ越した先は色々と問題があったのです。
野良猫に餌を与えるような人間が多いところはろくな奴がいない。なんて偏見な話ではなく、管理人の体験談から野良猫の多い地域に住むと野良猫以外のどんな問題が起こるものなのか、参考にいただければと思います。
(たまたま。レアケースだよ。その地域だけ、その人が特殊なだけ。などと言わず、生暖かい目で見てあげてください。管理人)
まずは管理人の自宅付近の状況から
管理人の自宅近くには、野良猫が集まる猫屋敷があります。半径500メートルで言えば、そんな場所が二ヵ所。半径1キロに広げれば四ヵ所あります。野良猫の数で言えば、一ヵ所に5、6匹集まっているような様子です。
そして、地域猫やまち猫といった活動は行われておらず、自治体としても野良猫の餌やりは注意喚起をしている地域です。このように野良猫が多く生息するため、野良猫の被害はデフォルトであるような地域です。
そんな地域に移り住み、1年半程度経ちましたが、その間、身近に起こった問題を記載します。
スズメや小鳥など野鳥に餌付けを始める住民
これは鳥のフン害に困りました。自宅の道路を挟んだお向かいさんが鳥用の餌箱を作って餌を与え始めてしまったのです。気付いたら自宅に延びる電線の下が鳥のフンだらけ。庭にも多くフンが落ちるようになっていました。
最初は、春先だから鳥が増えてきたのかな。なんて思っていましたが、やたらお向かいさん宅に飛んでいくなぁ..と思ったら、餌箱が設置されていて、餌を目当てにスズメや小鳥が食べに来ている様子でした。
アレが原因か…と。
餌が置いてあれば、なくなるまで食べに来るわけで。食べ終われば近くで羽休み。そしてフンはセットでついてきます。
このフン害の顛末は、お向かいさん宅が気付いたら止めてくれて、長い期間は悩まされずに済みました。道路上にも明らかにフンが目立つくらいに落ちていたので、家の人の誰かしらが気付いて止めてくれたのかな。って思っています。
猫フン、鳥フン、ダブルフンに悩まされるのだけは勘弁でした。
お隣さんが敷地内を通り抜けしてくる
ほぼ毎日のように敷地内を通り抜けされ、時には庭をうろつかれるということも。
引っ越し当初、外壁がまだ出来ていなかったため、通ろうと思えば自由に通れてしまっていたのは確か。でも、勝手に窓を閉めたり家の中をのぞき込んだりするのってどういうことなんでしょうか?後で分かったことですが、家の中に誰もいないように見えたから窓を閉めてあげた。ということだったのですが、余計なお世話です!この事件があった後、いち早く外壁を用意しなければ!と強く思った出来事でした。
外壁(隣家との境は簡易フェンスですが)を用意した後は、さすがに乗り越えてくることはなく、通り抜けはなくなりました。
お隣さんが野焼きをする
怪しげな錆びたドラム缶は気になっていたんだ。
まさか燃やさないよね。隣近所は窓開けられなくなるし、洗濯物も干せなくなくなるのわかってるよね。と祈るような気持ちも夜な夜な燃やす臭いが部屋に流れ込んできて裏切られます。
頻繁には燃やしていないものの、なぜか暗くなってから燃やし始めるお隣さん。夜の7時、8時くらいに燃やしだすので、最初はボヤでも起きたのかと思いました。燃やしてたのね。
町内会長の方とちょくちょく話す機会があるのですが、他にも野焼きをしている方がいるようです。
近所にある別荘宅なんかはしっかりしていて、きちんと焼却炉を設置し自治体の許可を得て、煙が周りに迷惑かからないように配慮してくれている方ももちろんいます。
しかし、お隣宅はドラム缶でしかも夜になったら燃やしだす。頻度は多くないため我慢をしていますが、せめて日中やって欲しい!
お隣さんの雨水が庭に流れ込んでくる
これは、住み始めてからしばらくしてからのこと。雨が降った翌日、翌々日、晴天でもなかなか庭の土が乾かない、少し地面が緩いと思っていました。ここは、そういう土地なのかな?と思っていたのですが・・・。
大雨が降っていた日、隣家側の壁側に大きな水溜まりができてしまっていました。最初は、うちの雨水がお隣に流れ込んでしまっていないか心配で見に行ってみたのですが、その逆。
隣の家から水が流れ込んでいるではないですか!
よく見ると少し傾斜を作ってあって、こちら側に流れるようになっているようでした。うちは排水路じゃない。
隣家との境は簡易フェンスでしきってあるのですが、その下から水が流れ込んでしまっていた部分を塞いで凌ぎました。
引っ越し当日に上がり込んで来る人
よくよく考えたらおかしい!と思った出来事。
引っ越し当日、ドタバタしている最中、近所の人が町内会の説明に参りました。と、突然やって来ました。
「立ち話もなんですので・・・」と家の中に上がり込もうとする近所の人。
断るわけにも行かず、お茶も出せない家の中で、町内会の説明を聞くことに。
これ、後でよくよく考えてみたらおかしい!と思った出来事でした。引っ越しの当日に町内会の説明に来ます?しかも家の中散らばっているので・・・とやんわりお断りしてるのに上がり込んでくるし。引っ越し当日だったため、ご近所の方には後日落ち着いてから挨拶しようと思っていたのですが・・・。
町内会に入らないとゴミ捨て場を使わせない
町内会の説明をしていただいた際に、町内会に入らないとゴミ捨て場は使わせない。という説明がありました。
町内会に入る入らないは任意だということだったので、町内会に入っていない方はゴミはどうやって捨てているのか聞いたところ自分達でゴミ処理センターに持ち込んでいるとか、別荘宅の人は持ち帰っていると言った説明でした。
これって事実上、町内会は必須入会のような。
役所に問い合わせたところ、ゴミ捨て場は町内会に入らなくても自由に使っていいということだったのですが、町内会に入らないでトラブルになるもの嫌だったので、結局、町内会には入会しました。
それから、役所の方の対応もいまいちで、説明が曖昧で早く切り上げたい。というような印象を受けました。だって、最初に受付に行った時から怪しかったんですよ。担当部署の人達が受付近くにいたようだったので、すぐに気付いてもいいようなものを受付の人が呼びに行かないと出て来やしない。しかも誰が応対するのか若干の間。なにその間。しぶしぶ説明してくれた人が立ち上がり応対してくれたのですが、ここからして怪しかった・・・
国民年金の手続きのミス
すでに役所の対応にも不信感を持っていた管理人。そんな先入観からかこんなことも起こります。
引っ越しと同時に会社を退職したので、転職先で仕事を始めるまでの期間、厚生年金から国民年金に切り替える必要がありました。この際、会社との退職手続きを済ませ、国民基礎年金に切り替える期日までに役所で手続きを済ませたはずでした。
その後、国民年金の納付書がなかなか届かず、役所に問合せようかと考えていたある日。年金事務所から直接、国民年金切り替えの催促通知が郵送されてきます。あれ?おかしいな??
年金事務所に問い合わせたところ、役所から年金事務所に書類が渡ってきていないということで、国民年金切り替えの案内状を送付したとのことでした。通常は、1、2週間で役所から年金事務所に書類一式が届くそうですが、一ヵ月以上経ったこの時点で届いてなかったそうです。そして、この電話の際に確認した内容ではこちらの不備はなかったようです。
その後、念のため年金事務所に直接書類を郵送し、無事に切替られました。
置き餌するからカラスが多い
野良猫がらみで言えば、置き餌していく人もいるので、その餌を狙ってカラスが集まりやすいのも難点。餌をよく置かれるような場所は、付近の木や家の屋根、電線にカラスが止まって餌を狙っていることが多くなります。
それから管理人宅は、カラスが屋根上に登ってきてしまうことは少ないのですが、斜め向かいの別荘宅のお家はたまに登られてしまっていますね。餌を持ち運んで屋根上でついばんだりしている様子をたまに見かけます。人の出入りが少ないので、ゆっくり食べられるからなのかもしれません。
おそらくカラスが咥えてきた食べかすやらゴミやらが屋根上に置いていかれているような気がします。
以上になります。全く無関係な言いがかり的なところがありますが、色々起こるものです。(管理人)