「野良猫への餌やり禁止!」の看板が立ってても餌を与える人
いますよね。糞尿、鳴き声、爪とぎなど被害に遭われている方からすると迷惑極まりないもの。(餌代に)お金をかけて近所迷惑をしているようなもん。なんて思ったりもしてしまいます。
しかし昨今は餌やりをする人を注意しただけで暴行事件になることだってあります。
産経WEST「野良猫の餌やりめぐりカッターで切りつける 殺人未遂容疑で男逮捕 大阪・東淀川」, 2015年6月30日, 産経WESTNET
ハトへの注意でも
産経WEST「ハトへの餌やり、注意され蹴る 傷害容疑で61歳男逮捕 愛知県警」, 2017年7月20日, 産経WESTNET
こうした傷害事件になることだってあるのですから、餌やりを目撃して怒りにまかせて注意をしてはいけないことがわかるかと思います。
注意をされるということ
餌やりが悪い事。というのがわかっていて、やましい気持ちがありながらやっていたとしたらどうでしょう。人には見られたくないし、注意なんてされたくもない。プライバシーを踏みにじられたような気持ちにもなります。
こうした所をつつかれると人は気持ちを逆撫でされたように感じ、言い訳をしたり怒ったり悪あがきをしたりするものです。
動物に対する価値観は人それぞれ
- 「餌をあげないと飢え死にしてしまう」
- 「かわいそう」
- 「野良猫にも命がある」
- 「愛護活動だ」
動物に対する価値観は人それぞれです。価値観を認めることも難しいですが、合わせることも容易ではないですね。
餌やりをしている方のこと、どんな方かご存じですか?
前述のとおり餌やりを注意した相手が激高し、傷害事件になることがあります。
注意をすることって危険です。相手がどんな人かわからなかったらなおさら怖いです。
猫の餌やりの注意に限らず、ハトの餌やりもそう、ご近所の騒音への注意も。息子のゲームを注意したことでも傷害事件になることがあります。
餌やりをしている方は、毎日日課のように欠かさず餌をやりに現れます。毎日です。ちょっと体調が悪くても餌をやりにやって来ます。なかなか毎日同じことをし続けるのは大変ですよね。それでもやるのです。その人の中で義務感や使命感があってやっていることなのです。
そういった方に注意をするのってとても危険なことだと思います。
直接注意をすることは絶対にやめて、第三者に相談しましょう
行政、保健所などに相談し、役所の方や保健所の職員から注意や指導をしてもらった方が良いでしょう。役所の方は住民トラブルの対応には慣れていますし、保健所の方も野良猫の問題への対策を色々とお持ちでしょう。
注意をされても餌やりを止めない人
近所の人や役所の人、保健所の人から注意を受けても、その場では適当に返事をして、気付いたら餌やりを再開していることってよくあります。
管理人の近所の住民も役所の方から注意を受けて、その場では止めると言ってくれたようですが、ほとぼりが冷めたら再開してしまいました。
役所の方や保健所の方から注意をされる際、近隣住民から苦情があったこと、糞尿などの生活被害に遭っていること。餌を与えるなら敷地内でトイレを設置したり、付近の糞尿の片付けをするなど、近隣住民の迷惑にならないようにやること。といった、被害の説明や餌のやり方など指導をされていると思います。
しかし、近隣住民が生活被害に遭っている事実を知った上で、なおかつ続けるのです。
餌やり依存症の可能性も
お酒にギャンブル、薬物も。依存症は周囲から止めるように注意されても止められない。本人も止めたいと思っているのに止められない。病気だから自分の意思で止めることができないのです。餌やりに関して言えば、近隣住民の迷惑なんてどうでもいいと思って続けているわけではないのです。
依存症であれば、周囲がいくら注意しても止めさせることは難しいでしょう。お酒やギャンブル、薬物などは病気と認知され治療を行って治していくものなのですから。
餌やりも依存症になっているようであれば、周囲から注意を受けても止めることはできないでしょう。この場合は、役所や保健所の方が注意や指導するのではなく、病院の医師の力が必要なんだと思います。
以上になります。人同士の問題になると複雑です。餌やりもここまで根が深いといっそのこと引っ越してしまった方が手っ取り早いのかも。なんて思ってしまいます。(管理人)