野良猫が寄ってきやすい人、好かれやすい人っていますよね。
野良猫に限った話ではないと思いますが、なぜか動物に好かれるとか。あまり懐かない子があの人には懐くなど。結構あることだと思います。
野良猫の場合は、その人が好かれているんじゃなくて、餌目当てという話もありますけど。(餌やりをしていたらの話)
それから、寄ってきやすい人、好かれやすい人ってどんな人?って話になると、
- あなたが優しい人だから
- あなたのフェロモンが引き寄せてる
- 猫とのフィーリングがいいから
- 猫に好かれるオーラを放っているから
みたいなものが多く、ふわっとしててなんだか・・・。言葉を変えて表現してみると
- 雰囲気
- 匂い
- 好み
- 霊感・スピリチュアル(オカルトとも)
野良猫は外で生活をしているため、身の安全にも敏感です。危険かそうでないかも判断していると思います。
例えば、猫からしたら自分が獲物であるかのように、じっと見つめられるのは身の危険を感じるでしょうし、足早に距離を詰められることも怖いことだと思います。
野良猫が近寄ってきやすい人や好かれやすい人の特徴はどんなところにあるのか?少し具体的に踏み込んだ内容でまとめてみました。
※前半はまじめに、後半はトンデモ理論が含まれます。もしよろしければ後半も読み進めていただけると幸いです。
▼目次
- 野良猫が寄ってくる、好かれやすい人の特徴
- 近寄ってきやすい野良猫の特徴
- ポケットにかつお節を潜ませている
- あなたにじゃなくてビニール袋に近寄ってきている
- ねずみ顔である
- 野良猫と同じ境遇、哀愁や物悲しさを醸す人
- 太宰治的、犬の接し方(犬ですけど)
- カイト『いいハンターってやつは、動物に好かれちまう』
- 野良猫(動物)に本当に好かれやすい人なのか確かめる方法
- 野良猫とスピリチュアル
後半はざっくばらんに
あとがき
野良猫が寄ってくる、好かれやすい人の特徴
背が低い・小柄である(≒女性)
猫と人を比べると体格の違いは明らかです。猫からしてみればとても大きな動物。さらに外で生活する野良猫にとって身を危険にさらすことは極力避けるのは本能的なもの。大柄な男性より小柄な女性の方が警戒心が少ないということです。
また、大柄な男性でもしゃがんで猫と近いサイズになることで、警戒心を緩めることができます。
声が高い・声量が程好い(≒女性)
声が高いと言っても「キャー!可愛いぃ!!」なんていうのはダメです。うるさすぎるし好かれるどころか嫌われます。
猫は聴力に優れていますので、音には敏感です。
では、なぜ声は高い方がいいのか?
声が高いということは、その動物が小柄であることを示しています。
人間でも声が高いと言えるのは、女性です。それは、身体が小さい=声帯も小さくて短いから。逆に身体が大きい=声帯が大きくて長いと声が低くなる傾向があります。
このことを本能的に理解しており、声の高さで相手のサイズを判断している。と考えられなくもないでしょう。
これらを踏まえると子供も好かれそうですが・・・
野良猫に限らず、猫って子供が苦手な子が多いと思います。身体が小さく、声も高い子供なのに・・・と思うところですが、子供の好奇心というのは猫からしたら厄介なのかもしれません。
- 声が大きい
- 足音がうるさい
- じーっと見てくる
- 近寄ってくる、触ろうとしてくる
これらのことは、人でも子供だからいいものを大人がしてきたら嫌悪の塊というもの。自己主張が強かったり、価値観を強要したり、人の話を聞かない人が好かれることはないでしょう。猫からしてみれば子供でも自分より倍以上ある動物です。好んで近寄ることはしないのだと思います。
やたらめったに近寄ってこない
野良猫は外で生活をしており、身の危険には敏感です。慣れない人間に近寄られること自体、好意的に捉えていません。何をされるかなんてわかりませんので。猫好きより無関心の人の方が寄ってくる、懐きやすいという話がありますが、その人から近寄らないことも一因としてあると思います。これを分かっている人は、猫が近寄ってくるまで待っていたりしていますね。
付け加えると、だからエサでつるんです。
「あなたの好きなもの=エサ=報酬を与えるから信用してね」
と伝える意味で。
あなたの匂いが好みである。
それってどんな匂いか?と言えば、猫=自分達と似ている匂い。匂いの元はなんなのか?と言えば、「体臭」になるわけですが、これはどちらかと言えば女性の方が猫から好まれる匂いのようです。
(いわゆる汗腺の違いで、動物が多くもつ汗腺を男性より女性の方が多く持っている傾向にあることから)
この他、体臭に限った話でなければ、ご家庭でいただく食べ物の匂いがあなたに付いていて、それが猫にとって好みであるかもしれません。はたまた、飼い猫がいるご家庭であれば、飼い猫の匂いに引き寄せられて。という話もありそうです。(発情期のオスネコだったらそれ目当ての可能性が高そう)
ちょっとオカルト的なものだと、塩素系の洗剤(漂白剤)を好む猫もいるそうです。服の匂いを嗅いで恍惚な表情を浮かべていたらその猫はその手のマニアです。
タバコを吸っていない、香水がきつくない
タバコの臭いは、忌避剤としても使えるくらい猫は好みません。とは言え、吸っていないからと言って近寄ってきやすいというよりは、近寄りがたくはない。くらいのものです。
また、タバコを吸っているからと言って、一切近寄らないということはないようで、吸っている人で好かれる人もいるのも確か。吸ったばかりであるとか、服に染み付くぐらいのスモーカーであるとか度を越していなければ、それほど影響がしないものとは思います。
香水も同様にきつすぎると近寄りがたくなりそうですが、適度であればそこまで影響しないかもしれません。(香水は猫からすると匂いがきつすぎると思いますので微妙なところですが)
いずれにせよ、猫に好かれたかったら、強い匂いを発するものは避けておくのが無難でしょう。
近寄ってきやすい野良猫の特徴
そもそも野良猫は人馴れしていなければ、近寄るどころか避けるし逃げていきます。近寄ってきやすい野良猫ってどんな特徴を持つものでしょうか。
- 元は飼い猫で人馴れしている野良猫
- 人から餌をもらって生活している野良猫
- 好奇心の強い子猫の野良猫
- メスよりオス猫
元飼い猫は、人馴れしていることで、人に対する警戒心が薄いです。
人から餌をもらって生活していると、餌をくれない人にも(もらえると思って)近寄ってしまいます。
子猫も親母猫が人嫌いだと警戒してダメですが、そうでなければ好奇心が強く行動が活発な時期は自ら近寄ってくる場合があります。
あとメスよりオス猫。メス猫には子育てがあるから。メス猫はどちらかというと性格がきつく、子育てをしている場合は特に警戒心を強めています。
それから、野良猫の場合は、懐いていたり、懐くために近寄るばかりではありません。餌をもらうために、鳴き声をあげますし、足元にすり寄ってねだります。こうすることで、人から餌をもらえることを学習しているので、懐くフリをして近づいている場合もあります。
ここまでは、まじめな話です。ここからはちょっと雑談みたいなもの。よろしければお付き合いください。
ポケットにかつお節を潜ませている
相当な策士。猫に好かれるような優しい人間という部分を周囲の人にアピールするため用意周到に練られた作戦。
もし野良猫とばったり出くわしたりしたとして、その人ばかりに野良猫が近寄ります。
一緒にいた友達、周囲にいる人達からの視線。
(ふふ、人として私の方が上みたいね)
いつ何時、そうした優越感を得るための行動と考えると、知力85、魅力30 くらいはあるでしょう。
あなたにじゃなくてビニール袋に近寄ってきている
餌をもらって生活している野良猫は、ビニール袋の音に敏感です。というのも餌をもらう時にビニール袋から取り出されるから。
この音は、餌をもらえる音。
こういう理解がある野良猫ならば、ビニール袋の音に反応していることも十分に考えられます。
ねずみ顔である
獲物として・・・すみません。冗談がすぎました。
野良猫と同じ境遇、哀愁や物悲しさを醸す人
くたびれた背広の背中は丸く猫背のようであり、足取りは重い。やや後退した頭髪は、木枯らし吹けばなびき物寂しい。
ベンチに座る姿は、哀愁と物悲しさがあり、野良猫からしてみても、同情・共感・共鳴 してしまうようなその人。
餌がなくともベンチの周りには自然と集まってきていてもおかしくありません。
太宰治的、犬の接し方(犬ですけど)
畜犬談より
『とにかく、犬に出逢うと、満面に微笑を湛えて、いささかも害心のないことを示すことにした。』『夜は、その微笑が見えないかもしれないから、無邪気に童謡を口ずさみ、やさしい人間であることを知らせようと努めた。』
この他、ステッキを捨てたり(武器だと思われると困るので)、絶対走らない努力をした結果、
『私は、犬に好かれてしまったのである。』
カイト『いいハンターってやつは、動物に好かれちまう』
この後に続く言葉が
『そして良い仲間にも恵まれる』
人に懐かないキツネグマに好かれたゴンに対してのカイトの一言です。(HUNTER×HUNTER)
野良猫(動物)に本当に好かれやすい人なのか確かめる方法
自分から
「私って動物に好かれやすい」「誰にも懐かない猫がよく懐くことある」
と、言われるとにわかに信じがたいと思ってしまうのは、管理人です。
ねぇ、本当?本当に?と煽ってしまいたくなる気持ちは抑えまして、現実的に確かめる方法。
その人と動物園に行けば、簡単にわかります。できれば手渡しで餌をあげられるような動物園。もしくはペットショップでもOK
たくさんの人と動物達は接しているので、特別な反応って、本当に特別でない限り示さないはず。動物園に行って、動物達から好かれるかを見て差し上げましょう。もし、じっと見つめてきたり、離れなかったり、他の人とは明らかに異なる反応あったら・・・その時は、自分のココロの汚さを懺悔しましょう。
野良猫とスピリチュアル
管理人は、この手の世界に詳しくはないので、少し現実的な話をからめて書いています。
野良猫に限らず猫には不思議な力があって、癒しや浄化、守り手としても考えられています。また、スピリチュアル的に猫に懐かれやすい、近寄ってこられる人は、
- 優しい波動やエネルギーを持っている。
- 疲れたあなたを癒そうとしている。
- ネガティブな感情を浄化しようとしてくれている。
というようなことが言われます。
しかし、猫が人の優しい波動やエネルギー、オーラのようなものを見分けることができるなら、悪意を持つ人間に捕まることはないはずです。それに、疲れてなくてもポジティブな時でも懐いてくるし、後をついてくることだってあります。
たまに、飼い猫でも人に懐きにくい猫もいて、その猫がたまたま知らない人に可愛がられたりすると「なかなか人に懐かない子なんだけど、猫もいい人は分かるんだね」という話があったりします。では、その人が優しい波動やエネルギーを持っているからなのかはさておき、その人が猫に対して友好的で危害を加えることもない安全な人だから近くに寄っていったり、懐いていると見るのが自然な話だと思います。
また、これらの考えの元になっているのは、猫好きからの視点です。猫を飼う目的に癒しを求める人は少なからずいるでしょうし、猫が好きだから接しているとほっこりするような気持ちになります(ネガティブな感情が浄化される)。逆に猫嫌いな人は癒されませんし、余計にネガティブになるかもしれません。
そう考えると、認知心理学や社会心理学における「確証バイアス」のようなもので、自分に都合のいい話を信じているだけなのかもしれません。
以上になります。少し長くなりました。ここまでお読みいただき感謝しております。(管理人)