野良猫がバイクに乗っかり毛や糞尿、シートの傷に困っている時の対策

 野良猫にとってのバイクのシートは、

大好きな高いところで・自分だけの居場所で・シートはあったかフカフカ・爪も研げる

上質なソファーでくつろぐかのような感覚なのではないでしょうか。

それゆえにバイクに乗っかられたり、爪とぎをされたり、糞やマーキングをされる被害に遭われる方も多いと思います。

そして、居心地の良い場所と思われてしまうと、野良猫は縄張り意識が強いため、そうたやすくその場所を手放すこともしません。本当に困ります。

しかし、私達もバイクは大事ですし、汚されたら嫌です。なんとかしたいです。

こちらの記事では、なんとかなる方法がないかをまとめます。すでに取られた対策で効果がなかったものや自分に合ったものではないものも含むかもしれませんが、手助けになると幸いです。

対策するにあたって

バイクの野良猫被害は、以下のような状態になれば解決だと思います。

  1. 野良猫がいなくなる。
  2. 野良猫が近寄らなくなる。
  3. 野良猫が近づいてもバイクに被害が及ばない。

これを対策として考えると

  1. 野良猫を里親に出す、または保健所に引き取ってもらう。
  2. 猫よけをする。
  3. 物理的にバイクに近づけなくする。

このようになると思います。そして、これが簡単なことではないから困るわけで・・・。

以下、もう少し具体的に見ていきます。

野良猫を里親に出す、または保健所に引き取ってもらう。

野良猫の数が少なければ、保護して里親または保健所に引き取ってもらう

保護するとなると箱罠(捕獲器)が必要だったり、保護した後の面倒を見なければいけなかったりするので、いきなりハードルが高いのですが・・。

しかし、猫よけやバイクにカバーをかけるなど、試行錯誤したり毎日の手間になることが嫌な方は、思い切って保護をして、里親に出すか保健所に引き取ってもらう方法を取ってみてもいいかと思います。

野良猫の数が多い場合は、手間がかかりすぎて現実的な話ではないと思いますので、数が1、2匹と少なく、特定ができていればの話です。

※成猫や猫の性格によっては(人馴れしないなど)、里親が見つかりにくい場合もあります。
※保健所の引取りは、自治体によっては引取りを拒否しているところもあります。保健所へ事前の確認が必要です。

保健所引取り=殺処分か?

先に動物愛護法(動物の愛護及び管理に関する法律)の第三十五条の4項を見てください。

動物の愛護及び管理に関する法律

(犬及び猫の引取り)
第三十五条
4 都道府県知事等は、第一項本文(前項において準用する場合を含む。次項、第七項及び第八項において同じ。)の規定により引取りを行つた犬又は猫について、殺処分がなくなることを目指して、所有者がいると推測されるものについてはその所有者を発見し、当該所有者に返還するよう努めるとともに、所有者がいないと推測されるもの、所有者から引取りを求められたもの又は所有者の発見ができないものについてはその飼養を希望する者を募集し、当該希望する者に譲り渡すよう努めるものとする。

都道府県の必要な措置として、所有者不明の猫を引き取った場合

飼養を希望する者を募集し、当該希望する者に譲り渡すよう努めるものとする。

とあります。引取りを行う保健所に努力義務が求められています。

しかし、世の中の風潮としては、

保健所に持ち込む=殺処分されてしまう

と考える方が多いのが現実。とはいえ、動物愛護法では第三十五条4項のような努力義務もあるのです。

保健所に引取りをしてもらうか、自ら里親を探しすかについては、個人の判断によるところですが、これらを踏まえると


善意による行動

↑ 自ら里親を探す
—————————————
↓ 保健所に引き取ってもらう

現行法やルールに基づいた行動


と、考えることもできます。全ての人に善意ある行動を求めるのはそれぞれの生活や事情を含めると無理なことだと思います。(あくまで一つの考えですが)

動物愛護団体や猫ボランティアへ相談する

野良猫の数や野良猫が置かれている状況によっては、動物愛護団体や猫ボランティアの方が保護を行ったり、里親探しの手伝いをしてくれる場合もあります。

  • 餌やりする人が餌やりだけして他は何もしていない。
  • 餌を置きっぱなしにして不衛生な状況になっている。
  • 不妊・去勢がされておらず、野良猫が増えてしまっている。
  • 人の敷地内や駐車場などに侵入し、不特定多数の人に迷惑がかかっている。

自分だけでなく、他の方も困る状況になっている場合は、第三者に助けを求めた方が解決につながるかもしれません。動物愛護団体や猫ボランティア以外では、自治体や保健所などにも相談は可能だと思います。

猫よけする

シートの上に乗らせない

猫よけ用のトゲトゲマットを設置したり、枯れ枝を置いておくなど、シートの上に座らせないようにします。
トゲトゲマットは、100均で手に入りますし、お金をかけたくないなら枯れ枝を置いておくのもいいかもしれません(キズがつきそう、キズがつくのが嫌なら100均のトゲトゲマットの方が無難です)

今、手元にこれらの物がなければ、いらない本をシートの上に置いておき、様子を見るのもいいと思います。
本をどかしてまで乗ってこようとするのか、本の上に乗るのか、諦めるのか、相手のことを少しでも知ることができれば対策に生かせるかもしれませんので。

シートの上に粘着シートを置いておく

ネズミ捕りの粘着シート、ゴキブリホイホイの屋根部分を取ったもの、ガムテープなど、粘着シートを置いておく。
もしシートの上に乗っかってきたとしても粘着シートが手足にくっつき嫌な思いをし、しばらく嫌な思いが続けば寄り付かなくなる。

という作戦なのですが、猫って命に関わるほどの危険な出来事は忘れずに覚えているものですが、そこまでの危険ではない場合、コロッと忘れていつの間にかまた来るようになります。これを試す場合は、一度来なくなっても定期的に対策を行う必要があるかもしれません。

バイクの周囲に忌避剤、または超音波装置を設置する

木酢液やタバコ水(吸い殻を水で溶かしたもの)、柑橘系スプレーを撒くなど忌避剤をバイクの周囲に撒いておく。

もしくは、超音波装置が設置できる場所であれば、超音波装置を設置しておく。

どちらも慣れてしまったり、個体差があったりするため、必ず効くという方法ではありません。また、その場所への執着が強ければ、ちょっとのことでは離れないこともあります。

もし、あなたのバイク以外に良い場所があれば移動してくれるかもしれません。こればかりは試してみないとわからないです。

物理的にバイクに近づけない

バイクカバー

カバーをかぶせる方法。
これは、カバーの中に入って来られないようにしないと、中で安心して昼寝できるようになってしまいますので注意が必要です。バイクカバーをかぶせる場合、風でバタつき抑えられるようなベルト付きのものを選ぶといいと思います。

こちらの方法は、カバーの上に乗っかられたり、カバー自体にマーキングをされたりするとバイク本体は守れるのですが、カバーがダメになり、カバーを取り替えなければいけない羽目になることもあります。

サイクルポート

ちょっとお金をかけてもよくて、サイクルポートを設置できる環境の方。
サイクルポートも下の方の隙間などから猫が入ってこられないように重石やストッパーなどで止めておく必要があります。バイクカバーと違って、着脱の手間がないのは利点だと思います。また、形状からカバーの上に乗られることもないはずです。

バイクカバーの上に乗られるなら胡椒や唐辛子で対抗

バイクカバーをかぶせても乗ってくるようなしつこい猫の場合。
よく乗られてしまう場所に胡椒や唐辛子を撒いておくのも一つの手です。

猫が座る場所に胡椒や唐辛子があると、手足や体の毛に胡椒や唐辛子がくっつきます。
猫は毛づくろいをする際に手足や体を舌ですくいあげるように舐めます。この際に胡椒や唐辛子がついていることで口の中に入り、かなり嫌な思いをさせられます。

それから胡椒や唐辛子であれば、自分が乗るときにはサッと手で払うだけでいいです。


以上になります。
他にもフラッシュライトを設置したり、手持ちの消臭スプレーを撒いておくなどもできますが、どの程度その場所に執着があるかによって効き目が変わると思います。


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