野良猫を寄せ付けない方法。一軒家に住んでいる方向け

 野良猫用の対策グッズ、猫よけの製品は様々なものがありますが、効き目は一時的であったり、効き目がある猫とない猫がいたり、ほとんど効果がないこともあります。

野良猫の執着度合によっては、効果をもたらすグッズも確かにありますが試してみないとわからない。というのが現実です。

また、こんなことを言う人もいます。

猫よけは効果がほとんどなく、慣れてしまってお金と時間だけがかかるのが関の山。
猫よけするくらいなら捕獲して保健所送りにした方が手っ取り早い。

といった過激派の方も。

確かに、捕獲して保健所送りにすればその場からいなくなるので事実上被害はなくなることでしょう。
しかし、2019年の改正動物愛護法では、保健所での引取り拒否が強化されています。
※飼い主不明の猫(野良猫)は、生活環境が損なわれる事態でなければ、引取りを拒否できる文言が追加されています。

保健所での引取りが難しくなったから、毒餌を・・・というさらなる過激派の方もいるかもしれませんが、非情な事をしたい人はいないでしょうし、動物虐待の犯罪ですし、ご近所さんの目というものもあります。

それから、野良猫が居着く原因の一つは、餌やりです。
近所の誰かが餌やりをしており、餌場が近くにあるためあなたの家の辺りをうろついてしまうのです。
そして、糞や尿は住処と餌場の間のどこかでするものです。

餌やりを止めてもらうことで、野良猫は餌場を求めて移動するものですが、餌やりしている方はそう簡単に止めないことが多いです。
管理人の地域も町内会で注意喚起、役所の職員が直接注意、それでも止めないので役所の職員、町内会の役員の数人を連れ立って餌やり宅に訪問してお話をしても、それでもダメでした。
直接苦情を言いに行くこともできるかもしれませんが、逆恨みされて余計な面倒事に巻き込まれるのも本末転倒だと思います。
もちろん、餌やりを止めてもらえれば寄り付きにくくなることは間違いないとは思いますが、一筋縄でいかないところが現実です。(管理人も幾度となく役所や保健所に相談しましたがなかなか動いてもらえないのも骨が折れました)

保健所送りや駆除などそこまでは考えていない方
猫を傷付けず穏便に済ます方法を探している方
自分の家に寄り付かなかれば存在自体は許せるという方

なるべくお金や労力がかからないすぐにでもできる方法をまとめてみました。

▼目次

  1. 物理的に敷地内に入らせないことを考える
  2. 門扉の隙間を塞ぐ
  3. 家の外周の狭い場所は、通り道をベニヤ板やアクリル板で塞ぐ
  4. 外壁の上は、タッパーに水を入れたものを設置
  5. すぐにできる猫よけを試してみる
  6. 毎日追い払うことで野良猫の行動に変化
  7. 糞は必ず除去、臭いごと除去。猫の臭いを残さないこと
  8. 庭の水撒きを定期的に行う(特に朝方、糞のされやすい時間帯)
  9. 室外機など居座る場所に障害物を置いて阻止
  10. 爪とぎされる場所は、アルミホイルでガード
  11. 車のタイヤの爪とぎには、猫よけ成分の入ったワックスを使う
  12. その他猫よけグッズを試してみる

物理的に敷地内に入らせないことを考える

野良猫が敷地内に入ってこれなければ、少なくとも敷地内での糞尿被害は起きませんし、寄せ付けないという意味では成功だと思います。

猫よけを考える前に、侵入経路を確認してその場所を塞ぐことが第一歩。
入りにくくなれば、少なからず被害は軽減すると思います。

敷地内に入られてしまっている場合、よくいる場所や出入りしている場所などを確認しておき、そこから入られないようにするところから始めるのがいいと思います。

野良猫も簡単には諦めないことが多いので一筋縄では行きませんが、こちらも諦めずにやり続けましょう。

門扉の隙間を塞ぐ

家の玄関先、門扉の隙間から堂々と入って来られてしまっているのであれば、門扉の隙間は塞いでおくべきです。
特に門扉の下側に隙間がある場合、ここから入ってくるケースが多いです。子連れであれば子猫は下側をくぐってきます。ここを塞いでおくのは効果が高いです。

塞ぐものは、外観を考えると透明なものや門扉のカラーと合わせたものが目立たずにいいと思います。
扉の隙間であればラップで塞ぐのもいいでしょうし、
門扉の下側は、門扉の色と合わせたベニヤ板などで塞ぐのもいいでしょう。

管理人の斜め向かいのお宅は、門扉の下の隙間に板を張っています。
これで子猫の侵入はかなり防げているようですが、成猫はジャンプして入ってきます。
万全とはいかないものですが、入りづらくさせているのは確かです。効果がある方法だと思います。

玄関に来る猫

家の外周の狭い場所は、通り道をベニヤ板やアクリル板で塞ぐ

管理人の自宅も外周の外構と建物の間の狭い場所をよく通り道にされていました。

当時糞尿があまりに酷かったので、防フンカメラを設置してどこから入ってきて糞をされているのか監視していたことがあります。

防フンカメラで分かったことが、家の裏から入ってきて玄関先の庭に糞をしていく。ということでした。

この他、玄関先から入られることもありましたが、ここを塞げば被害が減るだろうと予測の元での対策です。
当初は、外構と建物の間の人がひとり通れる程度の幅の場所を物理的に塞いでしまおうという考えでした。

  • 外構の下側の隙間の侵入経路を塞ぐ
  • 外構と建物の間の通り道を板で塞ぐ

侵入経路を塞げるなら塞ぎ、ダメなら物理的に通れないようにする、効果がありそうか試すならダンボールなどを積み上げておくのでもいいかもしれません。(雨が降るとダメになってしまいますが)

塞ぐものは予算と相談になりますが、透明なアクリル板の方が効果が期待できます。
透明の場合、猫の目に見えないこともあり、猫は通れない原因に気付けません。また、どの程度の高さがあるか判断できないのでジャンプして通られてしまうことがほとんどありません。
障害物の横の隙間や外構の上をつたって通ってしまうことは可能ですが、通りにくくするだけで別の道を行ったり、通り道に使わなくなることも往々にしてあります。

ほとんど人が行き来しないような場所でしたら、思い切って塞いでしまうのもありだと思います。

以下のようなペットフェンスで塞いでおくのもいいでしょう。

外壁の上は、タッパーに水を入れたものを設置

外壁の上を歩かれてしまう場合、タッパーに水を入れて足場をなくしておくのもいい方法です。
猫は水が苦手なので、足場に水溜まりがあれば避けて通ります。避けて通るのが難しければ引き返すことが期待できます。

タッパーに水を入れる方法の他、猫よけのトゲトゲマットを設置したり、ガムテープを設置するなどの方法もあります。
しかし、トゲトゲマットは強引に通る猫もいますし、ガムテープはいろんな虫がくっつき剥がして取り替える時に嫌な気分になるというデメリット。

タッパーの水も定期的に変えてあげないと、虫の発生につながりますので手間がかかります。
それに風に飛ばされたりしないように固定する必要ももちろんあります。

また、アルミホイルを敷いておくと通らない。という話もあります。
猫の手足がアルミホイルに着地した際、自然界にない物の独特の感触、その音から嫌がるというものです。
猫に靴下を履かせると正常に歩けなくなるものですが、肉球の感触を確かめて歩いている猫にとって、違和感のある地面には足を踏み入れないという効果を狙ってのことです。

なお、ご近所さんも外構の上に障害物を置いています。それは、ある程度大きな石を無造作に置くというもの。
ただ、完全に足場をなくすほどたくさんは置いていないので、隙間を縫うようにして行き来されてしまっています。

外構にネットを張る

すぐにできる猫よけを試してみる

侵入経路を全て塞ぐことができるならそれにこしたことはありませんが、現実問題なかなか難しいと思います。
やはり、寄せ付けないためには猫よけも何かしらやる必要が出て来ます。

効果が長続きしない、猫によっては効かない、あまり効果がない。など思った程の成果が得られないことも多いのですが、少しでも寄せ付けなくするための猫よけ対策は必要なことだと思います。

毎日追い払うことで野良猫の行動に変化

最も簡単にできて、効果が必ず出る方法が、見かけたら追い払うです。

この方法には難点があり、四六時中追い払うことができないこと。
家に居てもいつ猫に入って来られているか気付かない場合も多いですし、日中仕事で家を空けているお宅も多いと思います。

また、追い払っても効果がないという人もいます。
これは追い払ってもその場所に来なくなるのではなく、その人がいる時に来なくなるだけだから。という理屈です。

確かにその通りな話で、中途半端にしかできないならあまり効果が期待できません。

だからやるなら徹底的に。

家族の協力が得られるなら敷地内や家の付近で見かけ次第追い払うようにしましょう。

管理人の自宅では、庭の糞にほとほと困り果てていたものですが、車にキズをつけられたり車の上に乗っかられるのも本当に嫌で、近寄らせたくない一心でした。
野良猫の数も常時行き来する数が6、7匹いるくらいで、外に出歩けば数匹見かけるのがざらという地域。加えて猫屋敷が近くにあるので頻繁に通られてしまう場所でした。

このような状況の中、主に管理人がですが、見かける都度徹底的に追い払っていました。
すると、追い払い始めて 2、3ヵ月経ったあたりで野良猫の行動に変化が起きます。

相変わらず家の付近を行き来するものですが、管理人の自宅前を通る時は早足になりました
敷地内には相変わらず入られてはいましたが、長居するような猫はいません。糞もほぼされなくなりました。

追い払うという単純な方法でも徹底的にやれば効果が見込めるものだと思います。(猫には申し訳ないことですが)

糞は必ず除去、臭いごと除去。猫の臭いを残さないこと

猫は自分の臭いを残して、またやってくる。

トイレ化されている場所では自分の糞の臭いがついており、その場所で糞をすることが習慣化されています。

猫からすると『もよおしたからあそこ行って糞してこよ』です。

トイレ化する導線の一つに臭いというものが必ずあります。だからこれを除去するんです。

糞を片付けて、綺麗にすると野良猫が縄張りの主張のために余計に糞をしにきてしまうという話もありますが、汚いものは処分が妥当です。
猫もすぐに来なくなるということはありませんが、根気よくこちらも対策を続けていきましょう。

糞を片付ける時は糞だけを捨てるのではなく、糞の臭いがついているであろう土や砂利も捨ててください。
この後、捨て大割った後に重曹水で消臭を行ったり、お酢を薄めておいたものを撒いておくのも効果的です。(お酢は草木があれば枯れる原因にもなるので場所によってはできません)

猫の臭いの痕跡が残らないように消すのは大事な事です。

※これやっておかないと猫よけの忌避剤を撒いてもほとんど効きません。

庭の水撒きを定期的に行う(特に朝方、糞のされやすい時間帯)

水撒きしておくと猫は来ないですね。
たまに車の下に入られてしまうことがありますが、水を直接かけなくてもザーッと車の下に流してあげるだけでお帰りいただけます。

糞をされないために水を撒くのであれば、朝の早い時間帯が効果的だと思います。(朝方の糞被害が多い)
糞をする時間帯は餌やりの時間によって異なるかもしれませんが、糞のされやすい時間帯が分かっているならその前に撒いておくのは効果があると思われます。

余力があるなら定期的に庭や玄関先、花壇、侵入経路が分かっているならその場所に水を撒いておくのもありでしょう。

室外機など居座る場所に障害物を置いて阻止

室外機の上や下、縁の下などに居座られることが多い場合は、障害物を置いて居座らせないようにしましょう。

室外機の上に置いておくもので手っ取り早く効果があるもので言えば、アルミホイル。
アルミホイルを敷いておくだけで居座りにくくなりますが、図太い猫は気にせず居座るかもしれません。
その場合は、アルミホイルをくしゃくしゃにしたものを置いてみてください。
それでもダメなら少し水を張っておくのもいいでしょう。

この他、トゲトゲマットを敷いておくという手もあります。100円ショップでも売っているので試してみる価値はあると思います。

また、室外機の下などの隙間もそこに居着いていなくても塞いでおくのも悪い手ではありません。
逃げ込める場所を塞いでおくというのも居着きにくくする一つでもありますから。

爪とぎされる場所は、アルミホイルでガード

玄関の柱やエアコンの配管などで爪とぎをされてしまう場合は、アルミホイルを撒いておくことで防げます。
爪とぎをする際、猫が体をのばしてガリガリとやりやすい高さの位置にアルミホイルを撒いておきましょう。
爪とぎの影響は、木の腐りや配管の破損など見過ごせない事態になることが多いので、早目に対処しておくのがいいでしょう。

爪とぎ目的の猫であればこれでおさらばしてくれるかもしれません。

猫の爪とぎ

車のタイヤの爪とぎには、猫よけ成分の入ったワックスを使う

車のタイヤでも爪とぎをする野良猫がいます。

車にカバーを付ければ物理的に防げることは確かですが、手間がかかるという話も。

タイヤのワックスに猫よけ成分が含まれたものもあります。試してみるのもいいかと思います。

※以下は、猫よけ成分入りのタイヤ艶出しクリーナーですが、現在は販売がありませんでした。(2019年9月時点)
※他にも過去にはべっぴんしゃんタイヤコートという商品もありましたが、こちらも現在は販売がないかもしれません。最新の商品でいい物が見つかったら追記しておきます。

その他猫よけグッズを試してみる

お金のかからない、かけない猫よけ

  • コーヒーかす
  • みかんなどの搾り汁や皮
  • 胡椒、唐辛子
  • お酢
  • タバコの灰汁
  • ハーブ系の植物を植える
  • トゲトゲマット

お金はかけずにできますが、広範囲に撒くとなるとそれなりの量が必要。必要な量を用意するのが現実的でない場合もあります。
また、匂い系のものは飛散しやすく効果が長続きしないのも手間がかかるところです。

お金はあまりかからないけど、手間のかからない猫よけ

  • 木酢液(竹酢液)
  • 忌避剤
  • 猫用クレヨン(土に指す忌避剤)

こちらも効果はまちまち。効果があってもやり続けないといけない=ランニングコストが高くつく。

猫用クレヨンは、以下のような製品です。

お金はかかるけど、設置してしまえば効果が続く猫よけ

  • 超音波装置
  • スプリンクラー

スプリンクラーは設置に手間ですが、散水範囲を確実に守ってくれます。費用は安いもので1万円程度。

超音波装置は設置は楽、メンテは電池交換だけ。楽ですがほとんど効き目がない猫もいます。
管理人も2台稼働させていますが、今のところは糞被害に遭わずにすんでいます。
効き目のなさそうな猫もいますが、その場に長くとどまっていることはないのでそれだけでも良しとしています。
効果はまちまちかもしれませんが、試す価値のあるものだと思います。

超音波装置、スプリンクラーは、製品レビューをしております。ご参考くださいませ。

スポンサーリンク

こちらの記事も読まれています。

のらねこらむプロフィール

authorImage

のらねこらむ管理人

2017年4月に新居へ引っ越した直後から野良猫に悩まされる。
日々、野良猫との領地争いを繰り広げています。

対策グッズのほとんどは、実際に買って・試した結果をまとめたものです。
当サイトの情報が皆様の野良猫対策の助けになれば幸いです。
詳しいプロフィールは、こちら

新着記事