【猫よけ】ガムテープ・粘着シートで野良猫対策

 ガムテープなら家にあるものだし、お金もかからない。すぐにできる方法だし、手軽さもある。
効果は・・・というと、設置場所には入ってこなくなる。(避けて通られてしまうと効果はありません)

ただし、この方法は良し悪しもあるので、一時的な対策になってしまうと思います。

例えばですが、粘着力が弱くなると通られてしまいます。頻繁に貼りなおすことを強いられます。
粘着力は時間経過で弱くなりますし、雨が降ってもダメになります。

また、多くの場合、外構の上部分にガムテープを一直線に貼ることを考えますが、意外と長さが必要になりガムテープがすぐになくなってしまいます。

とはいえ、家にあるものでできる手軽さもありますので試しにやってみるにはいいかもしれません。

どんなガムテープを使えばいいか、設置場所は?設置方法は?動物虐待を疑われる危険性などまとめました。

  1. ガムテープのメリットデメリット
  2. どんなガムテープを使えばいいか
  3. 効果のある設置場所と設置方法
  4. あなたが動物虐待を疑われる危険性

ガムテープのメリットデメリット

メリット
  1. 手軽さ、簡単さ
  2. 安価

誰にでもできる手軽さ、簡単さ。家にあるものでできるのでお金もかかりません。試しに猫よけしてみようと思った時のハードルの低さはいい点だと思います。

デメリット
  1. 粘着力が弱くなると効果がない
  2. 貼り換えの手間
  3. 雨が降るとダメになる
  4. 場所を選ぶ
  5. 虫が苦手な人もNG

外に設置することになるので、埃やチリなどが粘着面についていきます。
設置場所にもよりますが、もって数日。貼り換えが必要になります。これが意外に手間です。

加えて、雨が降ればほぼダメになります。

また、場所も広範囲にガムテープを貼ることも難しいので、よく通られてしまう通り道や居座る場所など特定の場所に限られます。

それと、虫やコバエ、トカゲがくっついていることがあります。虫が多い地域はグロテスクになることも。虫が苦手な人もNGだと思います。

貼りが甘いとご近所迷惑に

貼りが甘く、風に飛ばされるとゴミを撒き散らかす結果になります。もし、粘着力が残っていた場合、隣家の外構や門扉に貼り付いてしまったり、風で飛ばされて敷地内に紛れ込んだりするとご近所迷惑にもつながります。注意が必要な面も少なからずあります。

どんなガムテープを使えばいいか

ガムテープと言えば、茶色の紙のテープはダンボールの梱包によく使われると思います。

一般的にガムテープと言えば、

  • クラフト(紙)テープ
  • 布テープ
  • ビニールテープ

があります。粘着力順に並べると以下の通りです。

ビニールテープ > 布テープ > 紙テープ

家にあるものを使えばいいのですが、設置場所がくっつきにくそうであれば、布テープまたはビニールテープがおすすめです。

例えば、ブロック塀のような外構に貼ることを考えると、紙テープだとくっつきにくいです。できなくもないですが、剥がれてしまったり粘着力が強くないので、すぐに効果を失うなどが考えられます。

ですので、布テープまたはビニールテープがおすすめです。

ビニールテープに関しては、透明なものもあるので、猫の目をごまかせる利点や景観を損なわない面でも有効です。

効果のある設置場所と設置方法

設置場所として考えられるのは、

  • 外構の上や隙間
  • 室外機の上
  • バイクのシート

この場所を通る、この場所によくいる。そんな場所に限られてしまいます。

ガムテープの設置方法は、剥がれないように貼ればいいだけです。一工夫あるとすると、
室外機の上であれば、天板部分の全体に貼る必要はなく、×(クロス)になるように貼るだけで十分です。

あなたが動物虐待を疑われる危険性

外構の上など目立つ場所に設置した場合、人目についてしまいます。(紙や布、色付きのテープを使用している場合)
見栄えも悪くなりますが、それよりも

この家は猫よけをしているな
猫嫌いな人が住んでいるな

と周囲の人から見られてしまうことです。
もし、野良猫にガムテープがくっついてしまった場合、どのような事態が考えらえるでしょうか?

自宅で子猫の手足を粘着テープで縛った男が動物愛護法違反容疑で逮捕

https://www.sankei.com/affairs/news/170902/afr1709020009-n1.html

2017年9月2日, 産経ニュース

足をガムテープや輪ゴムで縛られて足先が壊死。動物愛護法違反の疑いで捜査

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/301697

2018年8月21日, 沖縄タイムス+プラス

いや、こんな明らかな虐待とは違うよ。と思うものです。

例えば、猫のヒゲにガムテープがくっついてしまっていた場合、どうなるでしょう?

猫のヒゲの根本には神経がたくさん通っています。また、生活を営む上で大事な器官の一つです。
ガムテープが取れなくて、ヒゲを切ることになってしまった、ヒゲを抜かざるを得なくなったなど、苦痛を与えてしまったとしたら・・・。

見る人によっては、動物虐待と思われることだって考えられます。
それに、見ず知らずの子供がイタズラでガムテープを足に撒いたことでさえも、あなたが疑われてしまうことがあり得ます。

動物虐待の疑いで、警察に通報されたら・・・

それは困りますが、犯人を特定することが難しいため罪に問われることはなかなかないでしょう。

それよりも、動物愛護団体に通報されたらもっと大変な目に遭うかもしれません。
伝統行事の祭りで馬にムチ打つ行為が、告発されてしまうくらいです。
世の中には色々な考えを持つ人がいます。そんな人達に目をつけられたら大変な目に遭うかもしれません。

以上になります。
試す場合は、近隣の方々への十分なご配慮を。

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のらねこらむプロフィール

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のらねこらむ管理人

2017年4月に新居へ引っ越した直後から野良猫に悩まされる。
日々、野良猫との領地争いを繰り広げています。

対策グッズのほとんどは、実際に買って・試した結果をまとめたものです。
当サイトの情報が皆様の野良猫対策の助けになれば幸いです。
詳しいプロフィールは、こちら

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