野良猫の糞尿などの被害に遭い続けて、何か対策しなきゃ!ってなるんですが、案外「これっ!」っていう情報が載ってるサイトってなかったように思いました。(当時)
管理人も野良猫被害者の一人ですが、糞をやられ続けて本当に大変な時期がありました。
「また糞やられてるよ」って、気付くのがゴミ捨ての後だった時のガッカリ感。「(ゴミ)捨てる前なら一緒に片付けられたのに・・・」いや、そういう問題じゃないんだけど、やられ過ぎると習慣のような感じになるのも酷い話です。
実は、このページは2年近く前に作ったものなのですが、公開した当初は「野良猫対策」で検索すると1番か2番にヒットしていた時期もありました。今では、埋もれて埋もれて陽の目なんて見ないものになりましたが、せっかくなので内容を見直してリニューアル。
「これっ!」って内容になっているかはわかりませんが、有用な情報になるように追記などしてみた次第です。
野良猫対策のよもやま話と猫よけ方法のやり方を詳しく書いてみましたので、お時間あればご参考ください。
▼目次
- 猫よけは本当に効果あるの?
- こんなことも野良猫対策になる
- 近所に餌やり場や猫屋敷がある場合は、猫よけは難しい
- 超音波製品の選び方について
- お金をかけずにできる猫避け対策 コーヒーかす、ペットボトル
- 1000円以下でできる野良猫対策 忌避剤 木酢、猫避けマット
- 5000円以下でできる野良猫対策 超音波
- 10000円以下の効果的な野良猫対策 スプリンクラー
- 行政、近隣住民と協力して猫害対策
- 自力で自宅周辺から野良猫を排除する
猫よけは本当に効果あるの?
「力こそパワーだ」くらいの人は猫よけなんて考えないのかもしれません。
でも、多くの人って自己防衛するなら猫よけになると思うんです。管理人もそう。
それで、ネットで色々情報を見ていると、猫よけは効果がない、あっても一時的だ。とか、駆除した方が早い、保健所に持ち込む方が現実的。とか、色々読んだ挙句の果てに「私はこれで猫よけに成功しました」みたいな対策グッズの広告になっているだとか。いや~何が正しいのか分からないくらいでした。(当時)
管理人は最初とても甘くみていまして、「ホームセンターで忌避剤買って撒いておけば、そのうち来なくなるだろ」くらいの気持ちで、本当に忌避剤買って撒いただけでした。
その結果、どうなったかっていうと、ほとんど効果がなくて糞をされ続けることになります。(忌避剤も1000円くらいしてますが無意味に終わります)
じゃあ、忌避剤って効果がないのか?っていうと、管理人はやり方次第では効果はあると思っています。当時の管理人は、特に何も考えずに糞をされている場所に撒いただけでしたが、糞の掃除をきちんとやり、糞の臭いのついた土などを捨て、消臭を行った上で、忌避剤を撒くことを2、3ヵ月続ければ、実感できるくらいの効果を見せると思っています。
これは、色々試したり猫のことを知ってから気付いたことですが、糞掃除が不十分だったり、糞などの猫の臭いがついたものが残っていると、それが導線になって寄り付きやすい場所のままになっているというものでした。猫の臭いが残ったままだと忌避剤の効果が薄いってわけですね。
他にもトゲトゲマットを侵入経路に置いたり、コーヒーかすを撒いたり、木酢を撒いたり、超音波グッズを試したり、色々やってみました。
今では、ほぼ野良猫に糞をされることはなくなりましたが、かなり複数の猫よけの対策を組み合わせた上での結果だと思っています。
加えて、これだけ野良猫対策を行っていると、家と外の出入りも当然多くなりますので、猫に人の出入りの多い場所=危険な場所と思わせることもできたと思います。
ですので、猫よけは効果がない。と言われたりもしますが、やり方によってはほとんど効果がないし、逆に効果が出ることもあります。
この他、猫にとってどの程度その場所に執着しているかにもよって結果は変わってくることもありますが、あちらも執着するならこちらも執念と根気で対応をする必要はあります。この場合は長期戦の覚悟が必要ですが、被害をなくしたいなら猫を上回る執念と根気が必要なのかもしれません。
最後は少し根性論にもなってしまいましたが、地域や住環境の違いなども踏まえて、一つの対策がダメならもう一つと組み合わせて、それでもダメならまた別の方法を。取り組みを続けることで効果は表れると思います。
こんなことも野良猫対策になる
野良猫対策ってほどのことではないかもしれませんが、地味に野良猫対策になること。
雑草は刈りましょう。
管理人の自宅の庭では、夏頃になると結構な量の雑草が生えてきます。「あぁ、そろそろ雑草なんとかしないとな~」と、様子を見に行ってみると、こんなところにも糞をやられていたか・・・なんてことがよくあります。野良猫は大体決まった場所で糞をしているものですが、気まぐれだったり急を要していたりすると、いつもと違う場所ですることもあります。そして、草むらのような場所は身を隠しながら糞ができるので、こういった場所でもたまにやられたりするものなんですね。
それと、管理人宅では一時期、防フンカメラを設置していましたが、野良猫の様子を見ていると、伸びた雑草に尿スプレー(マーキング)をしていることもありました。
野良猫にマーキングされてしまうと縄張りの一部になってしまい、ちょくちょく訪れるようになってしまうので問題です。気づいたらトイレ化されることもありますから。
ですので、雑草を刈っておくのも地味な野良猫対策になったりします。
花壇の周りは柵(花壇フェンス)で囲みましょう。
もし、花壇に糞をされていて、花壇フェンスを付けていなかったらの話です。
猫はジャンプをすれば1メートルくらいは簡単に飛び上がるものなので、ちょっとした柵や花壇フェンスじゃ意味がないと思ったりします。
ですが、20cm程の花壇フェンスでもあるとないとでは結構違います。花壇フェンスを飛び越えてまでその場所に執着している猫には効果がないかもしれませんが、飛び越えてまでそこでしようと思わない猫もいたりします。
管理人は今の住まいに引っ越してからしばらくして、隣家との境に簡易フェンス(高さ90cm程)を設置しましたが、それをつけたことで家の裏からの侵入は激減しました。もちろん、ジャンプすれば入ってこれるくらいの高さなのですが、そこまでしては入ってこないようです。
もとから柵やフェンスがあって、いつも飛び越えて入ってきている場所とは違い、今までなかったものが設置され、少しでも入りづらくなっている場所は、それなりの効果があるものだと思われます。
柔らかい土の部分は踏み固めておく。
以前は庭に花壇を作っていましたが、糞をされるようになって閉鎖です。その時にやったことは、その土の部分に糞をされつづけないように、土を踏み固めておきました。(一時的に。ですが)踏み固めておけば、掘り返すことはできなくなりますので、多少でも効果はあると思います。
近所に餌やり場や猫屋敷がある場合は、猫よけは難しい
単純な話、猫の数も多くなるし、頻繁に猫が行ったり来たりするので、どうしても通り道に使われてしまいます。ですので、被害をゼロにするのはこの場合、難しいと思います。
実のところ管理人宅の近くに猫屋敷があるので、本当に猫通りが多く、糞はほぼされなくなっているものの未だに敷地内には入ってきてしまいます。
管理人宅は猫よけに成功していますが、壮絶なバトルの末の成功です。(忌避剤、トゲトゲマット、コーヒーかす、木酢、重曹、簡易フェンス設置、花壇を閉鎖、土の部分を砂利に変える、超音波装置2台稼働など)猫が多く行き来も多いと、かなりの手を尽くさないと猫よけは難しいと思います。
それで、管理人も当初思っていたのは、餌やりを止めてくれないかな・・・ということです。・・・なんですが、そう簡単に止めてくれないのが現実でした。自治会、役所、保健所と相談をしていますが、結果としては餌をやり続けています。
超音波製品の選び方について
これも効果がないと言われたりしますが、あればかなり心強いですし、何よりメンテは電池交換くらいなので楽です。
大概の野良猫対策を紹介しているサイトでは、おすすめの超音波製品のリンクを載せていたりします。それがもし高額なもの(10000円前後や超えるもの)なら止めておいた方がいいです。
超音波製品ってよくよく考えてみれば、音が出ているだけです。ただそれだけなんです。猫が嫌がる音を出力するだけなら、それを録音しておいてラジカセで流すとかでいいんです。そこに、センサー感知やフラッシュ機能や防水設計が加わっただけで、本質は超音波を出力するというものになります。
超音波は、高周波数帯の音を出しているだけなので、音質が良いとか悪いとかありません。だから、高額な超音波グッズは必要ないと考えています。
安い物は外国製だったり、壊れやすかったりするのも心配。という方は、日本製の製品を選びましょう。やや高いですけどそれでも5000円くらいです。
10000円するような製品を購入するなら、2000円とか3000円の製品を3、4台買って同時稼働の方がよっぽど効果があります。
ここまで、よもやま話でした。以下では、野良猫対策の詳しいやり方を書いております。
お金をかけずにできる野良猫対策 コーヒーかす、ペットボトル
できることならお金をかけずになんとかしたいところ。管理人もそう思っていた時期がありました。
こちらの対策は、すぐに猫が慣れてしまってほとんど効果がありませんでした。ですが、見慣れないものを置くことで猫に警戒心を与えられることと、定期的にコーヒーかすを撒き庭の様子を見に行くことで人の出入りが多い場所を印象付けられます。
また、他の手を打つ前にできることとしてそれまでのつなぎとして実行しておくのもいいかと思います。
コーヒーかす
- 商品
- 市販のドリップ式コーヒーのかす
- 価格
- -
- 適用範囲
- 1㎡辺り10杯分のかす
- 効果持続
- 1、2日程度
- 入手先
- スーパー等
効果短評
撒き続けることで多少の効果あり!?他の対策と併用するのが良さそう。
糞をされている庭に、毎日1ヵ月ほど撒き続けていた時は、1度もされずにすみました。(2度ほどウンチングスタイルになっていた猫を見かけ追っ払った未遂事件はアリ)
以下で詳細レビューをしています。
やってみた所管
短評で効果が出たとはいったものの、撒き続けていた間に他の対策もしていました。裏口の侵入経路を塞いだり、毎朝、毎晩庭の確認、見かける度に驚かしたりしていたことも効果があったのかと思います。
また、雨になればコーヒーかすは流されてしまうし、家でコーヒーを飲める量もたかがしれているので、広範囲に撒くことは現実的に不可能でした。ですので、手間ですがコーヒーの出がらしでコーヒーをドリップしてあげてコーヒースプレーにしても撒くのもアリです。効果の持続は期待できませんが、1日程度は効き目があると思います。
それからコーヒーかすには、消臭効果や虫よけ、肥料としても良いそうなので、撒くこと自体は悪くなさそうです。
手順
- ドリップ後のコーヒーかすを乾燥させる。(撒きやすいように)
- 撒きたい場所に満遍なく撒く。
- これを毎日続ける。
撒き始めた当初は、ある程度コーヒーかすの量が溜まってからまとめて撒いていましたがどうも効果が出ず、少量でも毎日撒くように切り替えて、効果アリでした。
ペットボトル
- 商品
- 市販のペットボトルの空き容器
- 価格
- -
- 適用範囲
- 置いた場所周辺
- 効果持続
- 慣れるまで
- 入手先
- スーパー等
効果短評
効果なし!都市伝説。
試す気もおきず管理人は試していません。おそらくペットボトルを配置したことで、見慣れないものに警戒する程度でしょうか。危険なものではないことを理解されたら置いてあっても意味をなさないかと。
もし効果があるとするなら、物理的に入られないように塞ぐような置き方なら効果があると思われます。
追記。水入りペットボトルについてまとめ記事を作りました。
やってみた所管
管理人はやっていません。やってみたい方はどうぞ。
手順
- 被害に遭っている付近の設置しやすい場所に設置光の反射で火が燃え移ってしまうようなものは近くに置かない。
1000円以下でできる野良猫対策 忌避剤 木酢、猫避けマット
安価な対策グッズもたくさん出回っています。
忌避剤
- 商品
- フマキラー強力猫まわれ右、アース製薬ネコ専用のみはり番※写真は別商品
- 価格
- 500円~1000円
- 適用範囲
- 2㎡辺り100g
- 効果持続
- 2~4週間程度
- 入手先
- ホームセンター等
効果短評
あまり効果がない。と言った商品レビューをよく目にします。管理人の家でも糞をされる庭に撒いて試しましたが、効果は一時的で、糞をされなくなるようなことはありませんでした。
(3、4週程度に1度撒き、3カ月間継続するも糞はされるときはされてしまい、効果が実感できるほどではありませんでした。)
以下で詳細レビューをしています。
やってみた所管
短評の通り、効果が実感できる程ではなかったものの、根気よく推奨の手順通り散布を続ければ効果があるかもしれません。他の対策と併用が良さそうで、超音波やスプリンクラーなどの対策でカバーしきれない隣の家と自分の家との間の敷地スペースに撒くなど、他の有効な対策でカバーできないような場所に撒くのが適していると思います。
また、匂いですが撒いた直後は近くに行くと鼻につくツーンとした匂いがします。家の中までは匂いが入るようなことはありませんでしたが、撒く場所と風通しによっては、多少家の中に匂いが入ってしまうことがあるかもしれません。隣の家に近い場所に撒く場合は、配慮が必要です。
手順
- あらかじめ、糞尿やそのまわりの土を取り除く。糞は、土ごと捨てる。尿は、熱湯で殺菌、拭き取れれば拭き取る、お酢を大さじ2、3杯を水200mlで薄め、スプレーで尿をされている範囲に撒き、アンモニアを中和。(重曹も可)
- 忌避剤は、1㎡あたり約50gを目安に散布する。猫の侵入口、居座る場所、糞尿をされる場所、花壇の周辺、よく入り込まれる場所に満遍なく撒く。撒く量、撒く場所をケチると効果が薄くなるため、糞尿をされる場所とそこへの侵入経路、侵入されては困る場所に満遍なく撒く。
- 忌避剤散布後、ジョウロ等で散水し、地面を踏み固める。踏み固めて土に染み込ませる。猫は糞をする際、糞をする地面の匂いを嗅いで適当な場所を探す為、この習性を利用して土から匂いが染みでるようにしておき寄せ付けなくすることを狙った方法。
- 一度撒いた後でも糞尿されてしまった場合はその都度、糞と土を捨て、尿は熱湯、お酢で消毒。次される前に速やかに行う。
- 散布後、2週間程度経過したら再度撒く。(できれば1週間に1度)雨の日の後、撒き直しする。
- これを効果が実感できるまで継続して行う。
木酢
- 商品
- 100均の木酢つぶつぶタイプ(100g)
- 価格
- 110円
- 適用範囲
- 1㎡辺り100g
- 効果持続
- 4週間程度
- 入手先
- ダイソー等100均ショップ
効果短評
通らなくなることもなく、往来の頻度も変わらず、嫌がる素振りも見せず、撒いてあってもお構いなしといった様子でした。
(撒いた翌日にその場で虫を捕まえて食べていたのを目撃し、これは効果なさそう・・というのが最初。その後も通らなくなることはなくいつも通りに行き来されてしまいました)
以下で詳細レビューをしています。
やってみた所管
個体差があるものの、効果は薄いと思います。管理人の試した場所は、風通しが良い場所であったため、風で臭いが飛んでしまった可能性はあります。(撒いた付近は焦げた臭いはしていましたが)
1点いいところがあるとすれば、害虫避けにもなるところでしょうか。(害虫も寄せ付けにくくするようです。商品説明より)
手順
- 1㎡程度に満遍なく撒く商品説明の通り、1袋100gにつき、1㎡分量の為、1㎡程度の場所に満遍なく撒くようにしました。効果は30日程度持続するようですが、風通しが良い場所であったり、雨が降った場合は30日は持たないと思います。そういった条件によっては、2週間に1度にしてみたり、少量を頻繁に撒くなどの工夫が必要です。
猫避けマット
- 商品
- どんとキャット正方形1枚(約40cm×40cm)
- 価格
- 110円
- 適用範囲
- 1枚 約40cm×40cm
- 効果持続
- 設置後永続
- 入手先
- ダイソー
効果短評
設置後、半月様子を見た結果は、通らなくなるようなことはなく、往来の頻度もほぼ変わらずでした。
置いた当初数日は少しは来なくなったかな・・と思いましたが、数日以降は往来は変わらずありました。
以下で詳細レビューをしています。
やってみた所管
猫よけマット単体ではあまり効果がなく、なんとかして通っていこうとしてしまうようです。管理人が設置した場所は自宅とお隣の家の間の通路(玄関から裏口の家の外周部の通路)でしたが、こういった人通り、車通りがなく、人目に付かない狭い通路を猫は選んで通ります。通り道になってしまっている場所は簡単には通るのを止めようとしないようです。
野良猫の執着度合いによっても効果は変わってくると思います。餌をもらいにいくための通り道になっていたり、トイレの場所となっていたり、その場所を通る強い理由がある場合は、少しのことでは諦めないものだと感じました。
手順
- どんとキャットを9枚。侵入経路となっている自宅とお隣の家の間の通路に9枚設置。設置の際、風や雨などで飛ばされたり流されたりしないように重石のようなもので固定しておく。※通路全体に敷くとなると何十枚も必要になってしまうため、1㎡程度敷くようにしました。
5000円以下でできる野良猫対策 超音波
超音波
- 商品
- ガーデンバリアミニ
- 価格
- 4000~5000円
- 適用範囲
- 25㎡最大直進約6m, 広角約6m, 面積約25㎡
- 効果持続
- 設置後永続(電池交換目安3ヵ月程度)
- 入手先
- Amazon他、ネットショッピングサイト
効果短評
猫によって反応に差があった。庭に長居をすることはなく立ち去らせるのには成功している。
猫によっては差があり、音に気付き、音の発生場所を探すように装置の匂いを嗅ぐ猫。音にびっくりして走って立ち去る猫。音にびっくりはするが少し距離を取ったらもう平気な様子な猫。様々でした。
以下で詳細レビューをしています。
やってみた所管
猫によって差があると思われます。
- 仔猫や臆病な猫にはそれなりの効果を発揮する。
- 縄張りの主張が激しいオス猫やその場所に執着のある猫の場合、効果が薄い可能性がある。
- あまり驚かず、立ち止まって音を確認したりする素振りの猫は、じきに慣れてしまうと思われる。
こればっかりは試してみないとわからないところです。
それから、1ヵ月使い続け、故障することもなく稼働してくれるところは頼りになります。ソーラー式充電タイプと異なり電池式ですので、雨や曇りの日が続いていても稼働してくれます。陽が当たりづらい場所に設置ができるのは利点です。
手順
- 設置前に糞の清掃糞尿は臭いが残らないように片付けました。単純に汚いというのもありますが、糞尿を残しておくと日課のようにやってきます。
- 玄関先の庭に設置庭に侵入してきたらセンサーが感知するように設置しています。※お隣の敷地内や家の外の通行人に感知しないように位置を調整しました。※家の壁際に設置しており、ある程度の雨をしのげる場所。
ガーデンバリア以外の超音波製品は、以下でまとめました。
10000円以下の効果的な野良猫対策 スプリンクラー
スプリンクラー
感知式のスプリンクラーは、効果が高いと定評があります。センサー内に入れば水がかかるので、水がかかればその場から逃げ出し、その場には入れなくなったり、通られなくなります。
野良猫被害に遭っている方の掲示板の情報や製品レビューを見る限りは、ほぼ確実に撃退しているようです。
設置に手間がかかるのが難点ですが、どうにもならなければ最終手段として検討してみるのもいいと思います。
追記。スプリンクラー製品のまとめ記事を作りました。
行政、近隣住民と協力して猫害対策
こちらでは、行政、近隣住民(町内会等)と協力して出来得る対策をあげます。お住まいの地域によって事情が異なるため、できるできないが出てくるとは思いますが、どんな対策があるものなのか、できそうなものか、何かしら対策を考える上でヒントになればと思います。以下、箇条書きで出来得る対策をあげていきます。
- 猫よけグッズを役所に借りる。自治体によっては、猫よけの超音波装置等、貸出を行っているところがあります。
- 猫害について町内会(マンションの理事会)、役所に相談する。町内会(マンションの理事会)で、回覧などで何かしら注意喚起を行ってくれることがあります。また、放し飼いをしたり、置き餌をする方に役所の方から直接注意をしてくれる場合もあります。
- 猫害について保健所に相談する。保健所の職員の方から対策のアドバイスをもらえたり、野良猫に餌やりをしている方がいれば、その方に指導をしてもらえることがあります。
- 去勢・不妊手術を行い、これ以上数を増やさないようにする。自治体、町内会(マンションの理事会)で対応。猫害が深刻、野良猫の数が増えすぎてしまっている。などあれば、これ以上数を増やさないようにする必要が出て来ます。個人でできることではありませんので、自治体、町内会等で対応をしてもらいましょう。対応を進めてもらうため、被害の実態を写真に撮るなどし、自治体、町内会の役員などに理解をしてもらいましょう。近隣の方も同様の被害あれば協力して被害実態を理解してもらった方が動いてもらいやすいと思います。
- 自治体、保護団体のサポートで、里親募集を行う。お住まいの地域に里親募集の制度があったり、保護団体がサポートしてくれるといったことがあれば、猫を保護して里親を募集することも一つの手です。自治体(保健所)で猫を保護してくれることもあれば、自分で里親が見つかるまで保護しておかなければいけない場合もあるため、制度があれば事前確認をしておきましょう。
以下、管理人の体験談をまとめています。
自力で自宅周辺から野良猫を排除する
基本的には、
保護→保健所へ引取依頼もしくは保護→里親募集
です。
しかし、地域によっては保健所で引取を行っていない場合があったりしますので、事前確認が必要です。以下に注意点をあげます。
- 本当に飼い主がいないか?所有者がいないか?所有者不明の猫であれば保護することも問題はありません。所有者がいる場合は、所有権の侵害にあたることがあります。
- 保護(捕獲)する場合、近所の方の理解は得られているか?猫好きな方もいらっしゃいます。近所の方に虐待や遺棄と疑われたり余計なトラブルを起こさないためにも保護(捕獲)する場合は、近所の方の理解を得ておきましょう。
- 保健所で引取を行っているか?地域によっては引取を行わない場合もあります。
- 保健所に引き取ってもらう場合、引取り日の調整、手続きの方法など段取りができているか?保健所と相談の上、進めましょう。突然持ち込んでも引き取ってもらえないこともあります。
- しばらく自宅で保護しなければいけない場合、最低限の飼育環境(猫の居場所、エサ、トイレ)が必要です。
- 里親募集する場合、初期医療をしてあげましょう。野良生活であったため、健康状態が良くなかったり、病気にかかっている場合も考えられます。一度、動物病院で健康状態を確認してもらってから里親を募集しましょう。
なお、お年寄りの世代では野良猫を捕まえて遠くの山や川原などに捨てに行くような時代もあったかもしれませんが、これは遺棄にあたり、犯罪になります。野良猫を捕まえてどこかへ放す場合は、安全が確保されていて食事に困らず、十分な生活環境が整った場所でない場合は、遺棄の犯罪になるので注意しましょう。
※現実的には、安全で餌に困らないような場所はほぼないと思いますので、どこかへ移動したり捨てるような行為は遺棄の虐待になるということです。
以上になります。ここでは載せていない対策グッズやその他の対策方法など別のページでもまとめています。お時間あればそちらもご参考ください。また、ここまでお読みいただきありがとうございました。野良猫対策の一助になれば幸いです。(管理人)